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なきむしこぞう自信を持っておすすめしたい みんなの声

なきむしこぞう 作:今村 葦子
絵:酒井 駒子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年06月
ISBN:9784652201565
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,246
みんなの声 総数 51
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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36件見つかりました

  • 今でも泣き虫

    小さい頃は、お姉さんだったので、じっと我慢して大人しくしている子供でした。けど、小学生になって、ピアノを始めたりして感受性が豊かになりはじめたのか、映画をみたり、いい音楽をきいたり、悲しい物語を読んだりすると、それはもう手につけられないほど泣きじゃくりました。
    体育館で戦争映画を全校で見たときは、ビービー泣いて、周りがひくほどでした。。。

    家であまり泣けなかった分、外で吐き出していたのでしょうか。

    この本ですが、酒井さんの絵がとても良くて、ぬいぐるみたちも男の子もとっても可愛い。

    ぬいぐるみたちは家出を試みるものの、男の子が泣きじゃく姿をみて心が苦しくなって思いとどまるのですが、本当はすっごく大切にされていることを思い出したのでしょうね〜

    子供達にたくさん読んでほしいです。

    投稿日:2017/06/01

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  • もう離れないで 受賞レビュー

    全ページ、お試し読みで読ませていただきました。
    夏の夕暮れの出来事。
    細やかな、丁寧な文章で、ぬいぐるみたちの気持ちや
    坊やの心もちが伝わってきます。
    屋根裏に住むネズミがよい味を出していると思います。
    挿絵が、どれも愛らしく、独特の雰囲気を作っています。
    家出なんか始める前に、ぼうやのそばにいる大切さに
    気付くことができて良かったです。
    すてきな絵本でした。

    投稿日:2017/05/25

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  • 全頁試し読みで読みました。幼い男の子の、ぬいぐるみを慕う気持ちが切なくて泣き叫んでる気持ちが伝わってきて胸が締め付けられるようでした。「じょうさんがいない。ちりんさんがいない。ぼくのらりろんがいない」って泣き叫んでいるのを聞くとぬいぐるみたちも心が揺らいでいく姿にも感動しました。一緒にいることがどんなによかったかが認識できて家出してよかったんだと思いました。屋根裏ねずみが言った「人間の子供ときたら、我儘だからね!」に、素直に表現できる環境にいれて幸せだと思いました。「屋根裏ねずみのぬいぐるみがあればいいのに・・・・・」と呟く屋根裏ねずみに、ぬいぐるもたちが羨ましくてひとりぼっちが寂しいと思うので家族や仲間がいればいいなあと思いました。哀愁の漂う素敵な絵が「なきむしこぞう」にマッチしていました。この絵があるから、感動できるし、いつまでも切なくて余韻が心地よい絵本なのだと思いました。孫あっちにも読んであげたい絵本でした!

    投稿日:2017/05/25

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  • 親子で感動 受賞レビュー

    男の子がいつも遊んでいる、ぞうときりんとらいおんのぬいぐるみが家出しようとするお話でした。
    男の子がお風呂に入っている間にこっそりと家を抜け出した3匹ですが、やねうらねずみから「あのなきむしこぞうが、じょうとちりんとらりろんがいなくなって泣きわめいている」という話を聞いたり、倉庫においてある小さな長靴や木馬を見て思い出にふけったりして、少しずつ心がゆらぎはじめます。
    動物たちにとっては不満に思えたことも、小さな男の子の愛情を表した行動であったことに、だんだんと気づいていく様子が、ろれつのまわらない小さな男の子の話し方を使ってうまく表現されており、大人も子どもも感動させられるお話でした。
    長すぎないので、児童書への入り口にもちょうど良さそうです。

    投稿日:2017/05/27

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  • 素晴らしい絵本です。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    酒井駒子先生の絵が、このお話の素晴らしさを更に引き立てています。じょう、きりん、らりろんと舌ったらずな発音で、彼らがいなくなってしまった事を嘆く主人公の男の子の悲哀が痛いくらいに伝わってきます。ぬいぐるみにも心があるよ…。もう一度言います、素晴らしい絵本です。

    投稿日:2017/05/12

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  • 物語と絵がぴったりの心地よさ

    • ドラさん
    • 50代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子10歳

    幼いころに読んでもらった本は、挿絵とともに記憶されていることがあるように思います。場合によっては、ストーリー全体をはっきり思い出せないけれども、挿絵のイメージだけが残っていることもあるのではないでしょうか。

    今夜、この本を楽しんだ子は、大人になるまでにそのことを忘れてしまう。
    けれど、いつの日か親になり、自分の子どものための本選びで書店に立ち寄ったら・・・。本棚に置かれた「なきむしこぞう」の表紙を見て、きっと足をとめるはず。
    そして、ページをめくると、じょうさん、ちりんさん、らりろんが次々に飛び出してきて、一気に懐かしい記憶を取り戻すのではないか、そんなことを想像しました。

    このお話には、どうしてもこの絵が必要だったと思えてしまう、
    物語と絵がひとつになった心地のよい1冊です。

    投稿日:2016/11/30

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  • なきむしこぞう   おとこのこのなきむしと ぞうのぬいぐるみのなきむしが重なります

    もともとは男の子の大事なぬいぐるみのぞうときりんとらいおんたちは 家出するのです
    家出の理由は 男の子がらんぼうになげたり はなをかんだりするんでいやになったのですが・・・・
    そこへあらわれたやねうらねずみは男の子が きかんぼでなきむしで うるさくて逃げてきたというのです
    やねうらねずみが おとこのこのことを悪く言うと きりんもぞうもらいおんもなんだか腹立たしく思えたんですって

    そして、家出して動物園に帰ろうとするのですが・・・・男の子と遊んだいろんな楽しかった思い出をのです
    そしたら、なんだか 帰りたくなるんですね〜 

    帰ってきたぬいぐるみを抱きしめて男の子はとても喜びます(めでたしめでたしですが・・・・)

    やねうらねずみは? ねずみのぬいぐるみもあればいいのにと思うのです・・・  (なんだか かわいそうに思えました)

    やねうらねずみは またひとり屋根裏に戻るのです

    やねうらねずみの後ろ姿がなんだかせつないお話しでした

    投稿日:2016/11/02

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  • 離れて見えてくること

    日々の扱いに嫌気がさして、家出したはずなのに、誰よりも不満を感じていたはずなのに、第三者が悪くいうのを聞くと、なんだかとても腹がたつ。
    あんなに嫌だと感じていたはずなのに、いつの間にか、そのことさえ肯定しているじぶんがいて…。

    失うかもしれないと思うと、もっと大切にしておけば良かったと後悔する。もう一度だけチャンスが欲しい!そんなことを考える。

    すごく人間らしい感情だなって思いました。
    だから、グッとくる。
    それを可愛いぬいぐるみと、純真な男の子で表現するのだから、グッとを通り越して、キューンとなります。

    普段、見過ごしてしまいがちな大切なこと。
    一緒に居られることは、決して当たり前のことではないから、一日一日、一緒に過ごせる時間を大切にしないといけないんだって思いました。

    投稿日:2016/11/04

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  • 泣き虫小僧の大切なもの

    いつもひどい目にあわされているから、家出をしようと思ったぬいぐるみの象とキリンとライオンでした。
    家出をしたものの、どうして良いのかわからないぬいぐるみたちでした。
    そんな彼らが、いじめっ子立ったはずの坊やが泣きわめいて、悲しんでいることを知りました。
    本当に自分たちが、坊やにとってたいせつなものだと知ることが出来ました。
    そうすると、坊やにされた嫌なことがいとおしくも思えてきました。
    酒井駒子さんの絵で、読んでいる自分もしみじみと心が潤って来ました。
    たいせつなことに気づいたぬいぐるみたちは良かったと思います。

    投稿日:2016/10/30

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  • 懐かしい感じがする絵本

    絵のタッチが、私がこどものころに読んだ絵本のようで、とても懐かしい感じがします。
    いたずらんぼであばれんぼできかんぼの男の子に、乱暴に扱われるのがいやになったぬいぐるみたちは、家出をします。
    でも、後からでてきたねずみから、男の子が泣いていることをしらされ、ぬいぐるみたちの心はゆらぎます。男の子と一緒に過ごした日々。一緒にいる幸せ。
    「みんなかえってきてー!」男の子の叫びを聞いたぬいぐるみたちの心は決まりました。
    うちの息子たちも、大事にしていたものがあったなあ。見つからなければ泣きながら探していたなあ。今ではもう忘れてしまったけれど。
    心にポッと灯りがともった絵本でした。

    投稿日:2016/10/30

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