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なきむしこぞう自信を持っておすすめしたい みんなの声

なきむしこぞう 作:今村 葦子
絵:酒井 駒子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年06月
ISBN:9784652201565
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,246
みんなの声 総数 51
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  • 離れて気づく小さな幸せ

    • P☆さん
    • 50代
    • その他の方
    • 大阪府

    不満ばかりの毎日。
    離れてみると そんな毎日でも
    小さな幸せがあふれていたことに
    気づかされる。

    嫌い きらい きらい
    でも―
    あの時 あのとき あのとき。

    「大切」と思える誰かが自分を必要としてくれることは
    最高の幸せ。

    ぬいぐるみたちは 今日もあのこのそばで
    静かに微笑んでいるでしょう。

    温かいことばと愛おしい絵が
    心の奥に語りかけてくれます。

    投稿日:2016/10/22

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  • 密度の濃い時間

     「ちりんさん」「じょうさん」「らりろん」という舌足らずの呼び方に、持ち主の「あのこ」の幼さが透けて見えます。幼さゆえの不器用さ、元気の良さ、容赦のない愛し方に、動物のぬいぐるみたちは、我慢できない!と家出を決行します。

     幼い子どもにとって、お気に入りのぬいぐるみは特別な友だち。柔らかく優しい肌触りに安心感を覚えて甘えられるだけでなく、時には、自分がお兄さんお姉さんぶって接することができます。その大事な友だちがいなくなったとなれば、子どもにとっては大事件!あのこの驚き、寂しさは半端ではありません。一方、家出したぬいぐるみたちも、実は、心細く後ろ髪を引かれる思いなのです。

     小さな世界の短い間の出来事が描かれていますが、そこには、あのこと、ちりんさん、じょうさん、らりろんがそれぞれの思いを確認する、とても密度の濃い時間が流れていました。

     幼い頃、大事なぬいぐるみが身近にあった人は多いでしょう。小さな子どもも、ちょっと大きくなった子どもも、子どもに寄り添う大人も、みんなが共感できる物語です。酒井駒子さんのステキな絵が、この物語とぴったりマッチして、とびっきりの物語絵本となっています。双方の間をウロチョロする皮肉屋のネズミがいい味をだしていました。ホントは彼、寂しがり屋なんですよね。

    投稿日:2016/10/18

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  • 心に沁み入る

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    いろいろ思っていたのと違いました。

    まず、童話だったので、
    思ったよりも文章が長く、途中絵もなくて、
    4歳の子の集中力は持つかなと不安になりながら読みましたが、
    2日に分けて読み、静かに聞き入っていました。

    タイトルの「なきむしこぞう」が二通りの意味があると知り、
    また、ぬいぐるみの動物たちからの視線からの男の子の見方と、
    ねずみからの視線での男の子の見方と
    どんな男の子何だと思っていたら、
    なんてことはななく、まるで我が家の息子たちのようで
    いつもよりも静かに聞いていた息子も
    乱暴に扱っている自分のおもちゃが家出するのかと
    心配になりながら聞いていたのかもしれません。

    なんだかんだいって、
    何よりも「ふぱげってぃ」や「じょうさん」「らりろん」など
    子どもらしい可愛い言い方や
    男の子や動物たちの愛に
    胸がキューンとして、
    心に沁み入るお話でした。

    投稿日:2016/10/16

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  • 懐かしさと愛しさと

    読み始めると一気にひきこまれ、気がつけば、息をひそめて読んでいました。ぬいぐるみたちの会話に耳をすますように。
    そして、読み終わると、何故か、ふーっとため息がでました。大人である今の自分に戻るように。
    読みながら、ぬいぐるみと友だちだった幼い頃に戻っていたのかと思います。
    懐かしさと愛しさを感じる物語でした。

    投稿日:2016/10/13

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  • きゅーん

    もう、表紙からやられてしまいました。
    このぬいぐるみのかわいらしさ!
    ちいさい子どもにとって、ぬいぐるみはこんな風に
    生き生きとした表情があるものなのだと思いますが、
    酒井さんの絵からは、そんなぬいぐるみの息づかいが
    伝わってくるのです。
    じょうさん、ちりんさん、らりろんのフパゲッティ・・
    「あのこ」の、こんな言い方も、娘がほんの赤ちゃん
    だった頃のことを思い出してしまって、また、きゅーんと
    なってしまう母です。
    娘は、と言えば、きゅーんとはならずに、バケちりんの
    様子などに笑ったりして。ああ、そうなのだね。ちりん
    さんでなくキリンさんと、しっかり言えるようになった
    今でも、心は赤ちゃんの頃とかわらないままなのね。
    (酒井さんの『よるくま』が大好きで「かあたんかあたん」
    と言っていた娘を思い出すのでした)

    投稿日:2016/10/07

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  • 最高に可愛くて、最後は・・・。

    • オルガさん
    • 40代
    • せんせい
    • 埼玉県

     子どもの為に、本屋さんで絵本を選んでいるときに手に取りました。
    中を見たら、子どもが自分で読むには、少し難しいかな?と絵よりも
    字の多さに戸惑いました。迷いに迷いましたが、お話の素晴らしさと
    言葉の使い方の可愛さに購入をしました。とにかく可愛いんです。
    そして、最後は、胸にグッと来るものがありました。子どもが、小さいうちは一緒に読んであげたり、もう少し大きくなって、一人でも読めるようになったらきっと、何かを感じてくれるはずです。大切な宝物のような一冊です。

    投稿日:2016/09/25

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