「おはよう おやすみ ぼくの せかい」 みんなの声

マーガレット・ワイズ・ブラウンの未発表原稿と知り、読んでみました。おやようから始まって、おやすみで終わる一日が、描かれています。なんでもないけれど、こういう、はじまりとおわりっていいな、と改めて思いました。擬人化されたうさぎの絵が魅力的でした。

絵本を通して朝?夜の概念みたいなものの理解に繋がると良いなと思って読み聞かせしていました。

生活に身近な物が沢山あるので、屋外に行った時に見た物を絵本の中で指差ししてくれたり、読み聞かせを重ねるごとに新しい反応があって嬉しいです。

10ヶ月頃から読み聞かせ始めたのですが、子どもの成長とともに反応が変わっていくのが新鮮です。

何より可愛い動物や植物などが描かれていて自分が癒やされます。

寝かしつけの絵本を他にも描いているだけあって、

少しずつ眠れる環境になっていく

お話の流れがいいですね。

ローレン・ロングの絵がかわいいです。

ぬいぐるみの世界みたいです。

朝早くからの一日の流れがあり、

夜眠るまでのお話になっています。

パン屋や牛乳配達便、この町の絵が

とってもいいです。

おひさまがのぼりはじめるとき最初に朝日を浴びるのはだれ？
「ぼくだよ」「ぜったいに」自信に満ちた様子で、うさぎくんの朝は始まります。
おはよう みなさん おはよう あさひ
こんにちはみなさん 今日もまた、あたらしい1日がはじまるよ。と、町中を回りながら声をかけていく、うさぎくんの姿がなんとも生き生きと描かれています。
そして、夜になって動物、虫、花、人、おもちゃと、世界中のすべてのものにおやすみと言っているかのようなうさぎくん。みんなが眠るのを見届けてから最後に眠りにつくかのようです。
おはよう おやすみ ぼくのせかいという題のとおり世界はうさぎくんを中心に回っているかのような、うさぎくんの自信に満ち溢れた1日の様子が描かれていて、なんだか明日に向かって前向きな気持ちになれました。

なんと言うポジティブ思考でしょうか。
朝を迎えたときも、夜になっても、回りの人たちを思いやりつつ、何ごとにも前向きなうさぎ君です。
これだけ元気に生きられるうさぎ君の世界に圧倒されました。
ワイズ・ブラウンの絵の、ぬいぐるみのような存在感に、ひきつけられました。

一日の始まりと、おやすみなさいまでを、うさぎくんの世界を

描いています。”お日様が登り始める時、最初に朝日を浴びるの

は、誰？”「ばくだよ」と、うさぎくん「ぜったいに」と、思っているの

が、凄いなあと思いました。めいぐるみのようなイラストが、とても

可愛いと思いました。誰にでも気持ちよく挨拶するうさぎくんも

素晴らしいと思いました。