子供の頃大好きだったシリ−ズの中でも、一番好きだったのがこの本です。
はめえのこまを、きゃんで−と間違えて飲み込んでしまったこざるのじょ−じは、翌朝おなかが痛くなり、入院して手術を受けることになります。ここでも、好奇心旺盛の故に大騒動を起こしてしまうじょ−じですが・・・。
長女はぜんそくで何度も入院したことがあるので、ついつい日本の病院と比べてしまって、この本の病院は先生も看護婦さんたちも働くスタッフたちが皆大らかで、遊戯室などの設備もすごく良さそうで、うらやましくなってしまうのは私だけでしょうか?ただでさえ、怪我や病気で不安なのに、スタッフがピリピリしていたり、設備があまりに粗末だったりすると、泣きたくなっちゃいますもんね。日本にもこんな病院が増えるといいなあ。
細かいところまでていねいに描かれた絵も魅力です。文が長く読み応えがあるので、読み手は覚悟してくださいね(笑)。