「14ひきのさむいふゆ」 みんなの声

背景の細かい描写と色彩が大変気に入って、その季節ごとに合った「１４ひき」のシリーズを読んでいます。

今回は冬。始めは外の雪景色が殺風景で、対照的に家の中のロウソクの明かりが部屋・家族の温かみを感じさせます。でも終わりは雪景色が家族の楽しい時間を盛り上げています。

作品に出てきた「とんがりぼうしゲーム」。もう少し早く読んでいたらお正月にみんなでやったのに、と後悔･･･と諦めずに今度の週末にでもやってみようと思います。

『冬』がテーマの絵本なので借りてみました。

１４ひきシリーズを読む度にいつも思います。

お名前覚えられません…（＾＾；）

読み聞かせをしている時に

「このこだれ〜？」と質問をされると

表紙を見ないとわかりません。

わかるコはわかるんでしょうね。

息子はみんなでそり滑りをして遊んでいるページを見て

「たのしそうだねー」

と興味が沸いていました。

冬ならではの遊び、機会があったら体験させてあげたいです。

暖かな部屋の中で遊んでいる家族を見ていると、自分の子供の頃を思い出しました。
東北の寒い冬、家族でトランプやオセロをした思い出があります。
テレビゲームを持っていなかったこともありますが、今思えば、家族団らんの時間でしたね。

この絵本の中でも、１４ひきの家族団らんの様子が見られます。
暖かい部屋での遊びや手作りのおやつ
思いっきり体を動かしての雪遊び
どちらも、冬ならではだと思います。
そして、家族のつながりを強く感じるはずです。

小さな頃から大好きなシリーズです。
冬が題材の作品は、森は葉を落として休眠中ですから、
他の季節の絵本と比べると、自然の雄大さや繊細さの描写が少なめで、
おうちの中の姿や過ごし方が中心。
それがちょっと寂しくもあり、
自身の冬の過ごし方と重なり親近感もあり･･･。
「毎年毎日、飽きもせずにソリすべりをしたな〜」と懐かしく思い出し、
そろそろ上の娘にもソリを買ってあげねば･･･と思いました＾＾

雪深い地域に住んでいるので
この情景はよくわかります。
寒い冬の中で家ではあたたかくして
工作したり、お料理したり。
雪がやんだら、嬉しくてそりあそび！
そして、ああ、また降ってきちゃったね、、、という表情！

子供もそり遊びをして、転んだところが
楽しかったみたいです。
どれが自分か決めて読むと楽しいです。

このシリーズ、知ってはいましたが読んだ事は1度もありませんでした。息子と図書館に行き、たまたま見つけて何気なく借りましたが･･･借りてよかった！！すぐにはまりました。

この絵本の魅力は何と言っても細部まで丁寧に美しく描かれた絵です。

物語はページ下の一行のみ。でもそれだけでいいのです。
後は全部絵が語ってくれます。

子供に語りかけます。
『てんとう虫はどこ？』
『あれれ、とっくんはどこ行った？』

見開き1ページの中に沢山の物語が含まれています。


まだ未読の方は是非お子さんに読んであげてください☆

我が家での「14ひきシリーズ」は２冊目。
前回も書きましたが、このシリーズは、まるで映画を見ているよう。
ただオレンジ色なだけなのに　寒い冬の暖かい家の中が
見事に表現されています。
ほんとうにあったかい。

大家族でおまんじゅうを囲む様子、
「ふたつずつだよね　おばあちゃん」のせりふには参りました。
大家族っていいな！
おやつのあとは、みんなでゲーム。
あれあれ眠ってるのは、とっくん？
マイペースにお人形遊びをするのは、くんちゃん？？
名前の判別は、まだまだ難しい…。
あと、なん作品読んだら、即答できるようになるのかな？
それも、ひとつの楽しみです（笑）。

雪に埋もれる１４ひきの家。
天気がよくなるまではお家で遊ぼう。
ほっかほかのおまんじゅうを食べながら手作りのゲームで遊んだり、
竹を使ってソリを作ったり。
寒いけど暖かい。そんな冬の一日。

作中に出てくる、兄弟たちが手作りしているとんがりゲームを作りたい！
何歳ぐらいからできるようなゲームなんだろう。
参加人数も多いほうがいいのかな？

あとおまんじゅうもおいしそう。
冬はやっぱりほかほかの蒸しまんじゅうだよね。

息子に読み聞かせた感じでは、
他の１４ひきシリーズに比べ食いつきが悪かったものの
とっくんの「おまんじゅうトラックやりたい」と言っていました。

私自身が子供の頃、こういう「絵の隅々まで抜かりなく一つの世界感が描き出された絵本」が大好きでした。
文章も絵本のタイトルも覚えていないのですが･･･
覚えていない位沢山のそういった絵本に触れた記憶があります。
私が絵本を好きになって、想像力や独創性を培ってもらった「こういう絵本」を
やっと息子にも与えられる時期が来ました♪

皆さんのレビューを参考に息子への「2歳の誕生日プレゼント」として選んだのがこの絵本です。

最初は読み聞かせるのに「指差しが必要かな？むしろ邪魔かな？」等と迷いながら読み聞かせていましたが
購入から半年程経った今では、ページを開いただけで息子の方からバンバン質問が飛んできます（笑）
『これなあに？』『これなあに（だあれ）？』『これ？』（時に表、裏表紙を見てキャラ確認の連続･･･）

また、文章が子供言葉のように独特で単純なので
パパには「読みにくい」と不評ですが
息子は覚えやすかったようで、よくママと一緒に声を出して読んでいます。

数字に興味を持つきっかけにもなったと思います。
（よく「にーさんろく･･･」と不思議な数え方をしています･･･掛け算か？！）

今息子の中で「かいじゅうたちのいるところ」と同率1位か、もしかしたらこちらの方が気に入っているかもしれない、ロングヒットな絵本です。

娘の大好きなシリーズ。
今回は冬が舞台とあって、いつもよりアウトドアな感じは少ないです。
家の中で、ほかほかとゲームを楽しんだり、スキー板をつくったり。
相変わらず、家族団らんの素敵な空気を感じられます。