シンプルに絵本を楽しめる1冊です。
文字は少なく、お話としてはニワトリのロージーがお散歩をするだけの内容で、何と言っても、絵が楽しい!
お散歩をするロージーの後をキツネが食べようと狙っているのですが、あんまりロージーに夢中になっているものだから、干草の山に飛び込んだり、小麦粉を頭からかぶったり…散々な目に合ってしまうキツネさんに思わず笑いが出てきてしまいます。
これだけ目を引くキツネさんなのに、物語の文章には一言も出てこないんですよね!それがまた絵本の魅力を引き出しているな、と思います。
文字も少なく、おやすみ前にちょっと1冊とか、年齢が低い子と、英語のお勉強を始めた頃に…と、いろいろな場面で読めそうな1冊です。
この絵本を読む前の表紙のイメージでは”古き良き西洋”な〜んて感じでしたが、読んでみて
”これぞ!絵本の醍醐味!シンプルで楽しめる!”
に印象も変わりました。 是非親子で楽しんでみてください。