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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

リスとお月さま」 みんなの声

リスとお月さま 作・絵:ゼバスティアン・メッシェンモーザー
訳:松永美穂
出版社:コンセル
税込価格:\1,760
発行日:2007年02月
ISBN:9784907738464
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,437
みんなの声 総数 27
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  • 絵本は懐が深いな〜

     こういう作品に触れると、絵本は懐が深いな〜と思ってしまう。

     読む人の年齢を選ばない。
     読み方も選ばない。
     サーッと読んで、後に熟読派。
     表紙・見返し・扉絵そして本文へとじっくり派。

     とにかく楽しかった。
     単純なストーリーなのに、おもわず引き込まれてしまう。
     夢があり、勘違いがあり、必死さも笑いになっている。
     絵の細部にまで、読み手を楽しませてくれる思いやりのユーモア観がみえる。
     お月さまに群がるネズミのページの迫力に、驚いた息子が絵本を放り出しました(笑)。
     
     リスが想像する牢屋の中のシーンは、何度見ても笑えました。
     エンディングもほのぼので、人を楽しくさせたり、暖かい気持にさせてくれる作品です。

    投稿日:2010/03/05

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  • リスの奮闘

    リスの奮闘が、ユーモラスに描かれています。

    お月様だと思い込んだリスですが、ちょっとなめてみたり、ネズミさん

    のように、かじったりしないところが、とても真面目で正直者だと思い

    ました。

    自分では、何も悪いことはしてないのに、牢屋に入れられることばかり

    考えてしまうリスの気持ちもわかるような気持ちになってきました。

    牢屋の部分だけ2ページにわたって白黒で描かれているのが、とっても

    リアルで雰囲気が上手く表現してあると思いました。

    違うことも考えるように展開も出来たらいいなあと絵本から学びました

    投稿日:2010/02/06

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  • 表紙の月の描き方が美しく魅せられたのでこの絵本を選びました。時のない場面の描写に息をのみました。主人公の心の様子がとても良く伝わってくる描き方が素晴らしいと思いました。月の満ち欠けをロマンチックに描いているのが良いと思いました。主人公が一生懸命奮闘する姿が愛らしかったです。

    投稿日:2010/02/03

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  • ドロボウしちゃったの?

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、男の子6歳

    あれ、大人向けの本かな?とも思えるくらい
    落ち着いた素敵な絵でお話が進みます。

    リスが見つけたお月さま…。
    きっと誰かがドロボウしてきたんだ!!!
    みつかったら、リスは牢屋行きだ…。
    とドキドキしながら、
    森の動物達とお月さまの扱いに困ってしまいました。

    しかし、意外な展開に…。
    さて、お月さまは無事に戻れるのでしょうか?

    リスの空想した牢屋の中は、鉛筆画で色がなく、
    リスが本物の泥棒と一緒に繋がれている。
    リアルすぎて、子どもにはわかりにくいかもしれませんが、
    細かいところまできちんと描かれていて、なんだか妙におもしろいのです。

    ご紹介にあった、”リスとはじめての雪”も読んでみたくなりました。

    投稿日:2009/09/14

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  • ユーモアたっぷり

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    ある日突然、家の前にお月さまが落ちてきていたら、どうしますか?
    そんなとんでもない事態に陥ってしまったリスの困惑は、森の仲間を巻き込み、どんどん大変なことに。
    みんなの慌てぶりがとてもユーモラスに描かれています。

    作者のゼバスティアン・メッシェンモーザーさんの作品とは、「空の飛びかた」で初めて出会いました。
    見た目の雰囲気からは想像できないユーモアたっぷりの世界に引き込まれ、他の作品も是非読みたいとこの絵本を手にしました。
    そして、あまりの面白さに、その日のうちに絵本ナビショップでポチッとお買い上げ。
    自分のために買った絵本。実はこれが初めてです。
    それくらい気に入ってしまいました。

    ヤギのリアルな表情など、小さいお子さんはちょっと怖がるかもという絵もあります。
    でも、リスの想像する牢屋(かな?)のシーンなどは必見。
    こんなに心配してかわいそうなのだけど、面白いです。

    投稿日:2009/07/15

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  • ☆丸い黄色い物体はなに?!

    ころころころがる丸い黄色い物体が
    崖の上をぴょ〜んと飛び越えて
    リスの家におちてきました。

    リスはお月さまと勘違い!!
    自分の家にお月さまがあるのを見つかったら
    どろぼうだと思われて牢屋に入れられちゃう〜と大あわて
    お月さまを家から遠ざけようと大奮闘します。
    丸い黄色い物体を転がして落とした先はハリネズミの背中…
    ヤギが出てきて角でつき…
    とお話は次々に展開していきます。

    リスやハリネズミは小さな体をフルに使って
    ヤギは大きな体をダイナミックに使って
    動きのあるデッサン画で面白おかしく描かれています。

    モノクロの牢屋の場面はサイレント映画の一場面の様です。
    文書は本当に最低限しかありませんので
    絵を隅々まで見逃さないで楽しんでください♪

    我が家ではパパと息子も大受けでした♪
    ツボにはまった人は
    『リスとはじめての雪』もどうぞ〜

    投稿日:2009/03/02

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  • 1ページも見逃さないで

    ある朝、リスの家にお月さまが落ちてきてリスはびっくり。
    『自分がお月さまを盗んだと思われたら牢屋に入れられちゃう』
    とリスは考え、お月さまをどこかへやろうと奮闘します。
    でもなかなかうまくいかなくて・・・


    写実的な鉛筆画で多くの色を使わずに描かれているため、
    鮮やかな黄色の絵具で塗られたまんまるいお月さまがとても目を引きます。
    主人公のリスの他にハリネズミ・ヤギ・ネズミ達が登場します。
    途中にリスが想像する、牢屋に入った自分の様子が描かれていますが
    牢屋のページはモノクロでシ〜ンと静まり返った重たい感じ。
    ページをめくると黄色いお月さまを動かそうと
    力いっぱい動き回る動物たち。
    静と動の繰り返しがコミカルで楽しいです。
    少ない文字ですが、絵で多くを語ってくれていると思います。

    最初娘はお月さまの正体は黄色いボールだと
    思っていたようです。
    表紙の裏をよく見ていなかったからでしょうね。
    (と、いうか私があまり見せなかった)
    すべてのページをしっかり見ていればお月さまの正体が分かります。
    息子は牢屋のページのトイレを妙に気に入っていました。

    投稿日:2008/06/03

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