「キャシーのぼうし−きぼうのものがたり−」 みんなの声

このお話は　本当にあったお話です
お父さんとお母さんに愛されて生まれたキャシーは　帽子が大好きでした

ところが　がんの病気がわかり　入院　抗がん剤治療で　髪の毛は抜けました

退院して学校へ通いました
みんなでとったクラス写真　帽子をかぶっているのはキャシー
顔は笑っているけれども　心のなかはわらっていません

キャシーは　帽子に　友達がくれた　テデイ・ベアのくまのブローチを付けました

お母さんが「ひらめきぼうし」とは　目には見えないけれど大変なことに直面したときかぶっていれば　ものをかんがえられるようにしてくれるもの　
お母さんは　娘にこんな素晴らしいアドバイスをしたのです

クラスの友達も帽子をかぶってきてくれて・・・
もう化学治療を受けなくてもいいことを　医者から伝えられ
みんなに話しました
みんなでお祝いしました　ブラボー

そして「ひらめきぼうし」をかぶり

これからも成長していくことでしょう！
こんな実話に励まされました！

表紙のたくさんの帽子に囲まれ微笑んでいる子が気になり、手に取りました。
「きぼうのものがたリ」という副題に、どんな話だろう？とページをめくると、実はこの女の子キャシーが、がんという大変な病気にかかっていることがわかります。
実話と知ってさらにびっくりしましたが、優しいお話で良かったです。お母さんの温かい愛も感じ、感動しました。

カラフルなイラストで楽しい絵本なのかなと思いがちですが、
実話というのが、また何とも・・・切ないなぁ。
けれど、温かいなぁ。
子供だけでなく、大人にもおすすめの１冊に思いました。
「希望をもつこと」、大切ですね。
実話の分、色々考えさせられますね。