キャベツくん」 みんなの声

キャベツくん 文・絵:長 新太
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1980年09月
ISBN:9784580813977
評価スコア 4.53
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みんなの声 総数 265
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  • ぶきゃ〜がいいみたい。

    これ、出てくる人物は、最後まで、腹ぺこの『ブタヤマさん』と『キャベツくん』の2人だけです。
    この2人が道でばったり出会って、いきなり、ブタヤマさんが、「おなかがすいてるから、キャベツ、おまえをくう。」って言うの。
    キャベツ君は、「ぼくをたべると、キャベツになるよ!」と切り返す。そして、空には、鼻がキャベツになっているブタヤマさんが浮かんでいる。
    「じゃぁ、ヘビが食べたらどうなる?」ブタヤマさんが聞く。そうすると、キャベツのヘビが空に浮かび...
    この繰り返しなんです。
    そして、空にいろんな動物が浮かぶたびに、ブタヤマさんが「ブキャ!」って叫ぶの。この「ブキャ!」が子供にはとてもおもしろいらしい。

    絵本を読んでいて、ときどき思うけど、大人がいいと思うものと、子供が好きなものって、違うみたい。
    私が見ても、子供が見ても、だ〜い好きっていうのもいっぱいあるけれど...
    「これのどこがそんなにおもしろい?」って思うようなものでも、子供はものすごく好きだったりする。
    大人の頭の中と、子供の頭の中って、根本的にぜんぜん違うんだろうなぁと思う。感性っていうのか、そういうところ。
    とにかく、うちの子は、このキャベツくんが大好きです。
    にしても、作者の長新太さんは、何をやっている時に、何を考えてる時に、このキャラクターを生み出したんだろう...
    そのへんを、ちょっと聞いてみたいところです。

    投稿日:2006/12/01

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  • ナンセンスにひたる

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子10歳

    長新太さんの絵本は奇抜な絵で、私自身は敬遠していたタイプでした。
    でも、ずいぶん前、子ども達をつれての読み聞かせ会などで聞いて、
    その迫力にびっくり。
    たまたま同席した夫も大受け。
    かくして我が家ではキャベツくん、ブタヤマさんは、常識です。
    関西人の我が家では、やはりこの絶妙な会話のやり取りがポイント高かったです。
    次の展開が読めるようで、微妙にはずされたり、
    ノミにいたっては哲学的ですらあります。
    ブタヤマさん、おいしいご馳走にありつけたのかしら?

    投稿日:2006/11/15

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  • 無条件におもしろい

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    長さんに出会ったのはこの本が初めてでした。
    黄色が主となった色合いといい、こうなる!の後の絵が裏切りません。

    この後に、何冊もの長さんの絵本と出会って、この絵本のよさがますます分かりました。
    長さんらしさがあふれていると気が付きました。

    二人が、ちょっとずつ前に進んでいて、背景が少しずつ変わってのんびりしていていいです。

    クラスの読み聞かせでは、知ってると言う子どもたちが多いですが、
    何度でも笑ってくれます。
    読み手が変われば、また楽しめるようです。

    ぶたやまさんのよだれが、なんともいえないです。

    投稿日:2006/11/08

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  • 「こうなる!」「ブキャ!」なんでもあり!

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     黄色と青と緑の空や山の世界。
    ストリーも挿絵の色使いも、『なんじゃ。こりゃ!!』の世界。
    ブタヤマさんが「○○食べたらどうなる?」と聞くと、キャベツくんが「こうなる!」と答える。
    鼻がキャベツのブタヤマさん。
    3つのキャベツが並んだ胴のへび。
    お腹がキャベツのたぬき・・・・・・とドンドン続く。
    その度、『ブギャ!』とひっくり返るブタヤマさん。
    ありっこない事のオン・パレード。私の方が、『なじゃ、こりゃ。』と言いたくなる。
    でも、これが、子ども達には大いにうける!!!
    なんで・・・??????
    子ども達の反応をよく見ると、な〜るほど・・・。
    キャベツくんが、「こうなる!」と言った瞬間、子ども達の頭の中で、ありっこない世界への空想が自由に本当にのびのびと始まっているのだ。
    何でもありだから、大人の予想を超えた、もっとおもしろい事を考えている。
    「じゃあ、ピカチュウが食べたら。」
    「ハムスターが食べたら。」・・・・・と。
    読み聞かせた後のお絵かきでは、アイデアがどんどん溢れてきて、もっと描きたいと催促される。
    チャレンジしてまちがいなしの絵本だ。

    しかし・・・・・大人の作者がこれを考えたのが凄い!!!

    投稿日:2006/10/28

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  • 子供に大うけ!

    • ぷりくんさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳、女の子1歳

    親の私が、まず表紙の絵を見て思ったのは「なんだ、これ?」でした。子供は何度か読んだ事があったようで図書館で借りてきました。ブタの名前が「ブタヤマさん」って所から子供は大爆笑。そして「ブキャ」で大爆笑。毎日、読んでますが 何度読んでも大爆笑!子供が大好きな絵本です。何度か読んでるうちに私は、なんとなく素朴なキャベツくんが可愛く感じてきました。

    投稿日:2006/10/20

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  • このナンセンス!

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    おなかがすいて、キャベツくんを食べようとするブタヤマさん。キャベツくんを食べたらこんな風になっちゃうよという絵が、空に次々と浮かびます。こんなナンセンス、さすが長新太!
    この本を読んだ子どもたちは、空に浮かぶキャベツみたいになった動物たちを見て大喜びします。

    投稿日:2006/10/09

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  • そんなバカな‥

    3歳の息子に読み聞かせしました。そんなバカな‥という内容なのですが、ゆったりした絵とキャベツを食べたら‥「ブキャ」の繰り返しがリズミカルで、楽しめたようです。繰り返し読む程に愛着がわく作品。

    投稿日:2006/10/12

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  • キャベツ君ってお利巧さん♪

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    自分がキャベツ君で、前から歩いて来た腹ペコなブタヤマさんのような動物に「お腹が空いているから、おまえを食べる!」なんて事を言われたら、一目散に逃げてしまうそうなところではございますが(^_^;)キャベツ君とブタヤマさんの繰り返しの会話と、次は、どんなかな?と想像を膨らましページをわくわくしながら捲るのが楽しく♪
    ラストシーンのオチに、ホッと心が和む作品でございました(o^_^o)
    小さなお子様にお薦めの作品です♪

    投稿日:2006/09/20

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  • ぶたやまさん大好きです!

    ナンセンス中のナンセンス。
    こんなにゆかいな絵本があっていいのでしょうか。
    息子も「ブタヤマさんおかしいんだよね〜、ぶーぶ言ってさぁ」と絵本を本当に楽しんでいます。
    なぜこんなにおかしいのか。
    なぜ動物がきゃべつにならなくてはならないのか。
    なぜそれが中に浮いているのか。
    ページをめくるたびに変わり果てたありえない動物たちに笑いがとまりません。
    でも、よく見ると「食べる」なんて言っているブタヤマさんはきゃべつくんとお散歩してるんですね。
    ナンセンスながらすこし牧歌的な雰囲気もあります。
    ユーモアだけでは終わらないのが長新太さんのすばらしさだと思います。

    投稿日:2006/07/29

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  • なんできゃべつなの?

    • もぞもぞさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 女の子3歳、女の子0歳

    ずっと気になっていましたがナンセンスそうなので購入をためらっていました。本屋さんで立ち読みする機会があり、手にとってみたら買わずにはいられません。早速娘に読んで聞かせるとあっという間に覚えてしまいました。「こうなる」「ぶきゃ!」がおもしろいようです。
    いろいろな動物がキャベツに変身するのですがどれもこれも同じような変わりかたはしないところがいいところ。つぎのページをめくるのがたのしくなりますね。
    教訓とかなさそうな絵本ですが文句なしにたのしいです。

    投稿日:2006/07/25

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