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おおきな木」 ママの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだ きんいちろう
出版社:篠崎書林
税込価格:\1,218
発行日:1976年
ISBN:9784784101481
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,187
みんなの声 総数 145
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100件見つかりました

  • 私にはちょっと…

    大人向けで評価も高かったので読んでみましたが、私には、ちょっと心の置きどころに悩む作品でした。
    自分のすべてを惜しみなく与える木には、これは無償の愛なの?と疑問を感じ、愛されていることを知り、次々と要求するぼうや(人間)の傲慢さが気にかかり、木と人間、どちらに目(心)を向けたらいいのかわかりませんでした。
    読み終え、2人の関係は神と人間(?)と考えて少し納得しました。
    私はあまり共感できませんでしたが、一読の価値はある作品だと思います。

    投稿日:2009/06/05

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  • 「たろうのき」は、ちょっと…

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    私が感想を書く前には109人ものナビの方の感想が載っていました。
    それだけ、人の心を動かす本であると思うし、歴史のある本なのですね〜。まず、この人数の感想を見ただけで、感動!

    さて、多くの方がこの絵本に魅入られているように、私もすっかりファンになりました。そして、今まで手に取らなかったことを後悔しました。
    この絵本を読むと、つくづく人間という生き物の利己主義的なところが目について、いやになります。
    それに比べて、自然の一部である「リンゴの木」の愛情の深さの素晴らしいこと!これこそが本当の「何の見返りも求めない、無償の愛」なのでしょうね。
    今は母親だって、なかなか難しい「愛情」の示し方でした。2人の母として、「リンゴの木」を尊敬してしまいます。

    私が図書館から借りてきた本書は1979年の7刷だったのですが、この絵本の中で一つ、気になって仕方がなかったのは、「リンゴの木」に僕が彫った名前のところ!!
    なにも「たろうのき」って、書かなくっても…(;;)。もし原書に何らかしかのサインがあったとしたら、そのままの状態で、ここには日本語訳で、勝手に僕の名前を当て字になんかして欲しくなかったです。
    もっと最新版のは、どうなっているんでしょうか?
    ちょっと気になりました。

    投稿日:2009/06/02

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  • 男の子がかわいそう

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    無償の愛について深く考えさせられる絵本でした。
    評価は分かれると思いますが、私にはこの愛がどうしても美しいとは思えませんでした。
    というのも、この与えるだけの愛を受けた側が、幸せになっているとは思えないからです。
    子供の頃の木との交流はとてもほほえましいものです。でも大人になるにつれ、男の子は幸せそうな表情は見せなくなったように思います。
    読んでいるときには木がとてもかわいそうに思いましたが、しばらく考えてみると、かわいそうなのは男の子のほうだと思うようになりました。

    親の子に対する愛と重ねることもあるかと思います。
    子供が困っているときに助けてあげたいという気持ちはもちろん分かります。
    でもそれはただ何かを与えるだけでいいのでしょうか?
    何かが欲しければどうやったら手に入るか教えてあげる。何かを受け取ったときには感謝の意を表す。
    そういうことが大切なんじゃないかと思ったのですが・・・考えが厳しすぎるのでしょうか。それとも深く考えすぎ?

    ただ、これだけ深くいろいろ考えるきっかけになった本は初めてでした。
    時が経つとまた印象も変わってくるかもしれませんね。
    いつかまた読み返してみたいと思います。

    投稿日:2009/02/11

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  • 深いお話

    • ローサさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子7歳

    病院の待合室で、読みました。
    この本は、それを手にした人次第で様々な解釈が生まれるという 深〜い本だと感じました。
    ちびっこだった子が大人になり、老人になるまで それぞれの年代で おおきな木を訪ね、様々なお願いをします。
    おおきな木は わが身を削り 求められるままに 与えてゆきます。
    母の、子に対する無償の愛を感じました。そして、子は 母に対して作為なく甘え、頼ります。

    甘える幸せを知ってる人は、主人公はちびっこに、与える幸せを知っている人は木が主人公かな?
    どちらの幸せも知っている人は・・・

    投稿日:2009/01/14

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  • どんなときも 受け入れてくれる

     木登りが好きなちびっこ時代から、よぼよぼの年寄りになるまで・・1本の木が、遊び相手となり、生活の支えとなり、癒しとなり・・・人の成長とともに木の役割は変わっていった。
     人はなぜ、こんなに望むことが多いのかな?

     それでも、すべてを受け入れて、与えていく木の存在
     
     与えることが「それで うれしかった」・・・

    シンプルな絵・淡々とした語りことば・・・

    心に残るひとつの愛のかたちでしょうか

    投稿日:2008/03/16

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  • わたしのおおきな木

    男の人は、いつも木に求めるだけです。もらってばかりの男の人が、さみしく見えました。
    木の犠牲心を美しいと感じるより、感謝の気持ちを持てない人間のみじめさを感じました。

    きっと、私のまわりにも「おおきな木」がいっぱいあるのに自分で気がついていないんだろうなと、はっとしました。
    「私のおおきな木」に感謝できるようになりたいと思いました。

    投稿日:2008/02/18

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  • むずかしい…

    • さわこさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子3歳

    古本屋で見つけて、自分のためにと思って購入しました。だけど、何だか3歳の娘も気に入ったみたいで、あとがきまで読んでいます。あとがきになると、寝てしまうことも多いのですが…。
    このお話の「与える」ということは、愛のかたちのひとつであると思います。でも本の中の「だけど それは ほんとうかな」という一文がとても印象に残りました。
    今回、評価もとても迷いました。きっと読むんだ時の状況によって感じ方が違うと思うからです。今回の評価は、娘が予想外に気に入ってくれたので、☆☆☆☆☆にしました。
    片思いの人は、与えるだけじゃなくて、受ける愛もほしいと思うだろうし。子供に対しては、とにかく与えたいと思うだろうし。でも与えっぱなしでは、いい子育てにはならないのでは?と思うし。この本で自分の中でいろいろ考えさせられます。
    どちらにしても、小さい子向けの絵本というよりも、大人向けの絵本です。中学生や高校生だったら、自分のことと重ねて読めると思います。

    投稿日:2008/01/07

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  • 母を思い出します

    • 親子絵本さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、男の子1歳

     大学に入学して最初の英語の授業が、この本(英語版)を読んでの感想を書くことでした。
     この頃、母が入院していて、初めて、家に母がいない生活をしたせいか、この「おおきな木」が、母の愛に思えてなりませんでした。
     子供を持ち、自分が母の立場になった今でも、やはり、この本を読むと、母を思い浮かべます。

    投稿日:2007/10/16

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  • 答えの無い思いに耽る一冊

    まず、この本の対象年齢が6・7歳だという事に驚きました。
    内容は単純明快にして、深い。
    大人が読んでちょうど良いのかなと思います。
    愛を与え続ける木と、与えられることに慣れてしまった人間。
    せめて、一言「もう受け取れないよ」とか
    「もう十分だよ、ありがとう」と言って欲しかった。
    でも、次の瞬間には「木はそんな事ひとつも望んでいないのかもしれない」と考えてしまいます。
    答えは無いのは分かっているがつい考え込んでしまう一冊に巡り会えたなと思います。

    本当に人間って自分勝手ですね。
    自分の都合の良いように使い、省みることも無い。
    だただた与え続けるのは善なのか。
    もし、諌めてくれたら他の愛の形があったのかも知れないのに。
    考えは堂々巡りです。

    親になって初めて無償の愛の意味が分かりました。
    もし、娘が望むなら身を切ってでも惜しくないと思ってしまうでしょう。
    つらい思いはさせたくない、ついつい自分が我慢をすれば・・・と思ってしまう。
    この本をぜひ読んで何かを感じて欲しいです。
    そして、大事な人にも読ませてあげて欲しい一冊です。

    投稿日:2007/10/27

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  • 与える愛?与えられる愛?

    このお話しは与える愛?それとも与えられる愛?私はどっちなんだろう?
    と問いかけながら、優しさだとか、自分の愚かさに気づいたり
    自己を見つめ直したりすることが出来るんじゃないかな?

    誰でも幼い頃には与えられる愛、つまり受け身の愛をうけて
    ワガママだったり
    自分のやりたい放題を許してくれる相手を探すのでしょう。
    ところが、さまざまなことを経験して試練を乗り越えていくたびに
    他人の痛みを感じたりしながら相手を思いやりながら与える愛を経験していくことだと思います。
    では、大人にならないとこの本を理解することは出来ないの?
    それはどうでしょう?私は、兄妹を思いやったり、お友達を思い合ったりすることも
    一つの愛の形だと思います。ですから、小学生くらいのお子さんからでしたら
    自分の日常のさまざまな場面に置き換えて、相手の気持ち
    自分の立場などを見つめ直す機会が持てる絵本で、多くの子どもたちにも気にかけて欲しいなぁ〜って思います。

    投稿日:2007/10/09

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