きつねのかみさま」 みんなの声

きつねのかみさま 作:あまん きみこ
絵:酒井 駒子
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,210
発行日:2003年12月
ISBN:9784591079539
評価スコア 4.77
評価ランキング 657
みんなの声 総数 83
「きつねのかみさま」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

83件見つかりました

  • きつねのうたがかわいい

    きつねというと、神社や昔話といった怖いイメージ。
    けれども酒井さんが描くきつねたちは、無邪気で楽しそうでとっても愛らしい。

    最後は複雑な気持ちにもなったけど、りえちゃんは優しいです。きっとまた、きつねの子たちと遊びたかったんだろうなぁ…
    りえちゃんはきつねのかみさまで、みんなのおねえちゃんですから。

    いつかどこかで、こんな世界に出会える気がしてなりません。
    場所や時間や空気、色んなものが重なり合った時に…

    でもそういうものは、子どもの方が見つけるのが上手いんだろうなぁと思います。

    投稿日:2013/11/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • おしゃれで素敵

    • ぎんにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子4歳、男の子2歳

    私自身があまんきみこさんも酒井駒子さんも大好きなので、書店で見かけたとき、即買いでした。
    期待通り、素敵な絵本でした。特にうちは4歳の少しおしゃまでとっても弟思いの女の子と2歳のやんちゃ盛りの男の子がいるので、子供たちも自分たちのことが絵本になっているような気持になるのか、喜んで聞いていました。
    子供の着ている服が黒で、シックな感じです。絵本としては珍しいと思いますが、それがおしゃれで素敵です。

    投稿日:2012/12/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 二人のりえちゃん

    りえちゃんは、縄跳びを置き忘れ、弟と一緒に取りに戻ります。そこにいたのは10匹の狐。みんなで縄跳びを楽しみましたが、なんと狐のりえちゃんが、「ほしいと思っていたら狐の神様が縄跳びをくれた。私の名前まで書いてある」と言い出します。人間のりえちゃんはその縄跳びが自分のとは言い出せず、あげることにします。

    とくにオチはないのですが、女の子の優しさや、動物たちと遊ぶほのぼのした感じがとても素敵です。ほっとする絵本でした。娘も気に入ったようです。

    投稿日:2012/04/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • ひきこまれる絵本

    酒井さんの絵につられて読みました。
    読んでみたら、すっごくかわいい絵本でした。
    りえちゃんが語る物語・・・そんな感じでした。
    タイトルを見た時は「きつねの神様が登場して、この子達に何かをしてあげるんだろうな」と感じました。
    でも、最後は・・・
    大人もほっこりできる絵本でした。

    投稿日:2012/03/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 酒井さんの絵に魅かれて購入。これ素晴らしい絵本ですね!!多くの方に読んで頂きたいです。題名でちょっと怖い??なんて勘違いしてました。なわとびに興味がある息子も、けっこう喜んで見ました。あまんさんの他の本ぜひ、読んでみようと思います。

    投稿日:2012/03/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 小さな優しさ

    キツネの神様の正体は・・・小さな優しい女の子です。
    とても優しくて、楽しいお話だと思いました。

    絵が、このお話の雰囲気作りの大きな役割になっていると思います。
    少し暗めの色使いは、霞がかかったようで、キツネが遊んでいるという不思議な雰囲気を盛り上げているように感じました。

    投稿日:2012/03/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • やさしい世界

    病院の待合室で手に取りました。

    きつねがしっぽをあげて縄跳びを飛ぶシーン、
    りえちゃんが縄を回す時の表情・・・
    ページをめくるたびに微笑んでしまうような、
    酒井さんの描く世界が魅力的です。

    「かみさまがくれたの」というこぎつね、
    「おねえちゃんはかみさまだね」という弟、
    子どもの世界のそれぞれの言葉が温かくて、
    読んだ後私自身優しい気持ちになりました。
    あまんきみこさんの作品ってどこかせつなさを
    感じさせるけれど、やっぱり優しさに包まれてます。

    これは購入したいと思いました。

    投稿日:2012/02/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 娘もきっときつねのかみさまになりたい

    なわとびが最近跳べるようになってきて、毎日のように
    楽しんでいる娘です。
    けれど、こんな風に、きつねがひもを持っていっちゃった
    としたら。
    ・・やっぱりりえちゃんとおんなじように、このひもを
    きつねにあげてしまうと思います。
    なんてったって「きつねのかみさま」になれるのですもの。
    動物が大好きで、きつねを幼稚園のそばでみかけて以来、
    「気になる存在」として認めている娘です。
    酒井駒子さんの素敵な絵は「かわいい絵本」が好きな娘には
    ちょっととっつきにくいような気もしますが(『よるくま』みたい
    なタッチはいいのですけれど)、きつねとの不思議な出逢いには、
    とっても似合っていると思うのでとっつきにくくても、あまり
    違和感なく読んでいたように思います。

    投稿日:2012/01/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 娘の心にもいる

     あまんきみこさんのファンタジーと、酒井駒子さんの優しい絵がぴったり合った1冊。
    きつねたちの愛くるしいこと、子どもたちの生き生きした表情と言ったら! まるで森の奥から今にも飛び出してきそうです。
    娘は、自分もいっしょに縄跳びをしているかのように、目をくりくりさせて、息を弾ませながら聞いています。

     信じる心、純粋な心がもたらしてくれる最高の贈り物。
    こんな世界に行ってみたいな・・・。いつでもひゅっと入っていける心を持っていたいな・・・。

     きつねのかみさまは、娘の心にもちゃんといる・・・それを感じることができて、しあわせな夜でした。娘の7歳の誕生日に・・・。

    投稿日:2011/03/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 新鮮なのに懐かしさのある絵本

    おやつを たべおわったとき、あたし、なわとびのひもを わすれたことを おもいだした。

    という一文ではじまります。
    なんかちょっと変わった出だしで、興味を持ちました。
    きつねと、少女りえ(あたし)と弟のけんちゃんの交流の物語です。主人公の女の子の視点で、優しい文章で綴られていきます。
    ちょっと懐かしいような、あったかいお話だと思いました。

    酒井駒子さんの絵が、ちょっとかすれたような、くすんだような、それでいてちょっぴり少女漫画チックでおしゃれです。大人の読者にもアピール十分だと思いました。

    とても評判がよい絵本です。
    それなりに楽しめたものの、私たち親子にとっては、特に記憶に残りそうな一冊とはなりませんでした。

    投稿日:2011/02/09

    参考になりました
    感謝
    0

83件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / キャベツくん / よるくま

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 朗読詩 ひろしまの子
    朗読詩 ひろしまの子
    出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
    反戦平和の詩画人・四國五郎が書いた朗読詩「ひろしまの子」。戦後80年の年に、長谷川義史の絵で絵本化。


あたらしい絵本大賞 結果発表!

全ページためしよみ
年齢別絵本セット