この本が絶版になった時、いろいろな見方、考え方があるのはわかるけど楽しいえほんなのになぜだろう、この絵本を楽しんだ自分も差別していたかのように言われた気がして悲しかったです。瑞雲舎さんが復刊してくださりとてもうれしく思います。
いつか子どもにも読んであげたい、一緒に楽しみたいとおもっていたので、その時まだもっていた私が小さい頃に読んでいた岩波書店の絵本を大切に保管していました。
そして、子どもが5歳のときに、読んでとその古い本をもってきた時はとてもうれしかったです。それから6歳の今も、子どものお気に入りの絵本になり、大好きなトラがバターになる場面、ホットケーキを196枚も食べたちびくろさんぼの場面を子どもと一緒に読んで楽しんでいます。
この絵本の絶版の後に、同じ話を違う絵で何冊か読みましたが、やっぱりこの絵本が言葉も絵も一番好きです。