3歳娘と1歳息子に読みました。
鬼が出てくるお話では珍しく子どもが笑顔になり、テンポよくストーリが進むので大人が読んでも楽しめる内容です。
初めは色鮮やかな表紙とおふくさんたちのニコニコ笑顔が気に入り手に取りました。
娘は鬼が出てくると怖がって隠れようとしましたが、読み進めて行くうちに一体どうなっていくのかと真剣に見ていました。
家具や小物、洋服など細かいところも丁寧に描かれていて、読む度に新しい発見がありました。
豆大福がとっても美味しそうに描かれていて食べる真似をしたり、一番最後のページで、おにさんここにいた!などと探すのも面白いです。
また何度か読むうちに子どもと一緒にぷ〜っとやって親子で遊ぶきっかけにもなりました。
おふくさんってどこに住んでるのかななど不思議な感じもありますが、どんなに相手が怒ったり泣いたりしていても、自分が大きな気持ちでいればいくらでも状況を変えていけるのでは、アドバイスをもらった気がしました。
普段、子育てにイライラしそうな時こそ、この絵本を読めば思わず親子で笑顔になること間違いなしではと思います。
娘は気に入ったようでもう一回といってリクエストしてきますが、私もとても楽しく読めるのでイヤイヤにならずに一緒に繰り返し読めました。