ドロシー・マリノさんの「くんちゃん」シリーズの大ファンです♪
何度も何度も繰り返し読みました。
そんな作者の童話を図書館で偶然見つけ、興奮して借りてきました。
9話まであって、少し長いですが、どうしても続きが気になって、次女と一気に読みました。
マイケルとスーザンが、それぞれ、もうすぐ6歳になるので、誕生日パーティの準備のための買い物に出かけるところから、お話が始まります。
最初はまったく知らなかった二人が、ふとしたことで知り合い、友達になり、初めての学校生活を送る様子など・・・ささやかな日常のできごとが、1話毎に主役をかえながら、さら〜っと綴られてます。
大きな事件が起こったり、特別な場所へ冒険に行ったりするわけではないのに、スーザン、あるいはマイケルになりきって、いつのまにか物語にのめりこんでしまいます。
ぜひ、たっぷり時間をかけて、新1年生〜低学年の子どもたちに読んであげてほしい1冊です☆
ひとつだけ気になるのは、ちょうど真ん中あたり(5話のラスト)に、「マイケルやスーザンがおとうさんからもらったプレゼントはどれだったと思いますか?」というクイズがあって、きっとその続きのお話に答えが出てくるんだろうな〜と思って、読み進めていきましたが、とうとうラストまでいっても答えがわからなかったことです。
それぞれ、自分の好きなものを想像して選べばいいということなのかもしれませんが、知りたがりの私も次女も、答えが気になって仕方がありませんでした(苦笑)。