絵本ですけど、小学生高学年、中学生、高校生、大学生そして大人向きです。
エリに作られた木の小人「ウィミックス」。
彼らは、毎日金の星シールか灰色の駄目じるしシールを貼り合いながら過ごしていました。
かわいい小人、ダンスのできる小人はいつでも金の星シールがもらえた。
でもね、小人の「パンチネロ」は、絵の具がはげているから、たくさんの駄目駄目シールを貼っているから、そんな理由でダメダメシールばかり貼られていく。
だから、彼は同じようにだめじるしをいっぱいつけたウィミックスたちと一緒に過ごし、そして「どうせ僕は、だめなウィミックスだから・・・」
そんなある日、パンチネロは、ルシアという女の子にであいました・・・
他人の目、他人の意見を気にすること。
たしかに必要。
でもね、自分の意見を持つこと、他人と違うことを受け入れる勇気、そんなことはもっともっと大切なの。
あなたは愛されている。それを忘れないで。
そんなメッセージが伝わってくる絵本でした。
とてもジーンとくるような作品でした。
これシリーズであるらしいので、どんなふうにパンチネロが変わっていくのか、楽しみながら読んでいきたいです
ちなみにこの絵本、4歳の息子が聞いても??だろうと思っていたので、1人で読もうとしたらちょこちょことよってきました。
やっぱり反応もいまいち。
シール貼り楽しそう!!なんて感じでした。
なので小さい子にはお薦めできませんが、すごく素敵な内容だったので★5つです。