ネタバレになります。
とても悲しいお話でした。
猫を捨てた飼い主「ママ」が迎えに来ると思って公園で待っている猫。寂しいしお腹もすくし、怖い猫もいる。
厳しい外の世界で生きていくことはとても難しくて…。
読み聞かせ終わって気がつくと、4歳の娘がポロポロ涙を流していました。
「ママはママのままだったらよかったのに」とダジャレのようなことを言いながら娘は泣いていました。私も泣いてしまいました。
最後には希望があるのでは、と思って読んでいたのに、救いがなくてとにかく悲しい。
「猫に野良猫はいない。みな捨てられた猫なのだ」というあとがきの言葉に胸をしめつけられました。
多くの人に読んでほしいなぁと思います。
私はもしペットを飼うことになっても絶対に捨てない。
そう心に誓いました。