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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

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まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

みつ」 てんちゃん文庫さんの声

みつ 作:timatima
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2021年08月13日
ISBN:9784323033952
評価スコア 2.67
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みんなの声 総数 2
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  • 絵本を作るということ

    出版されて間もなく、新刊本として図書館で見つけました。
    がっかりしました。
    この絵本の目指しているものは何なのでしょうか。

    世に多くの科学絵本を送り出した加古里子氏は、ひとつの絵本を作るのに時には10年という歳月をかけていたそうです。その間に科学的知見が変わることもある、そうしたらその都度修正する、そのように丁寧に検証を繰り返しながら子どもたちが読むに堪えうる絵本を作っていたわけです。

    この絵本はどうでしょうか。
    これは「科学」の絵本ですか。私にはそうは見えません。どちらかというと科学的な正確さを追求し、それを子どもに分かりやすく伝えるというよりも情緒に訴えかけることを意図しているように見えます。
    だとしたら、科学的に検証されていないことをあたかも科学的に正しいことのように書いても良いのでしょうか。
    これは科学的知見に基づいたものなのか、それとも作者の考える情緒的な内容として取り上げたのか分かるように書くということ、幼い子どもたちへ手渡す際にはその内容が与える社会的影響を十分に考慮し、その意図するところを明確にする必要があると思います。

    作中、隙間なくくっついていた動物たちですが、その中でくま君が咳をすると怯えたように離れていきます。
    やがて動物たちはマスクを着用し、一定の距離を保つことで安心して再び集いはじめます。

    その社会行動の「正しさ」や科学としての「正しさ」、果たしてこの絵本を早急に世に送り出したことは正解だったのか、そのようなことを出版社には十分に考察してほしいと思いました。

    投稿日:2023/03/25

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