死期をさとったお父さんゾウが幼い息子ポッポに、生きるための知恵や力を授けます。
それはことばではなく、自分の背中で、行動で…
まっすぐ前を向いて、夜の道を息子に後をつけさせながら
何を思っていたでしょう。
このおとうさんの潔さに涙がにじみました。
自分は死に向かいながら、残される息子の生に執着する。
これは親の究極の愛の形。
私がこの状況になった時、どれほど冷静にどれほど潔くいられるのか…
そして何を残せるだろう…
たくさん考えました。でも、答えが出るのにはまだまだ時間がかかりそうです。
ただ、こうしている間も娘たちは私の背中を見ているんだろうな。