人間の町に住むおじさんのところへバスで遊びに行くことになったきつねの子。
バス停の数だけ送られてきた木の実を頼りに、人間の姿に化けてバスへ乗り込みます。
途中のアクシデントで木の実はビラバラに落ちてしまいます。どこで降りたらいいのか分からず、不安で泣くきつねの子の気持ちが伝わってきて、私自身も昔の記憶がよみがえってくるようでした。
その後は、思いもよらない展開に読んでるこちらもテンション上がりました!
素敵な絵から美しい情景が思い浮かび、無事にたどり着いた時のきつねの子の気持ちも、涙が乾いてぱぁ?っと笑顔がこぼれる様子も、まるでその場にいるような感覚で目の前に浮かんでくるようでした。