おはなしかいで読みました。
絵本をなでてみてもつるしとした紙でしかないのですが、ごわごわゴツゴツを感じられるのではないかと思えるほどすてきなお月さまが描かれています。
この物語のお月さまは動物たちにすこし冷めた目線を持ったクールなタイプです。日本の物語では動物たちに夜道を照らしてやったりとすこしキャラが違うように感じました。(色みもちょっと違いますね)
「おつきさまってどんなあじ?」とタイトルを読んだ時に「おつきさまのあじ!」と迷わず応えてくれたのは3歳男子。彼には明確なおつきさまの味があるんでしょうね。
さいごのページまで気が抜けない読み応えたっぷりの絵本です。