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しちどぎつね」 レイラさんの声

しちどぎつね 作・絵:田島 征彦
出版社:くもん出版
税込価格:\1,650
発行日:2008年04月
ISBN:9784774313757
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,285
みんなの声 総数 14
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  • 落語の迫力

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子12歳

    上方落語・七度狐より、とあります。
    『じごくのそうべえ』での迫力を体感していたので、比較的すんなりと読み進められました。
    岩崎京子さん再話の『しちどぎつね』に比べると、落語調が前面に出ていますね。
    お伊勢参りに行く途中の喜六と清八は、空腹だったので畑のスイカを失敬。
    まだ熟れてなかったので草むらにほかしたところ、運悪く狐の頭にゴツン。
    この狐が、「人に一度仇をされたら七度だまして返す」という七度狐。
    二人は、散々な目にあうのです。
    そのだまし方が本当にしつこいです。
    後半のお寺のシーンはさながら怪談。
    その展開にこちらまで震え上がってしまいます。
    聞き手の怖がり具合も考慮しておかなければいけませんね。
    それだけに、ラストのオチで人心地ついた、という感じでしょうか。
    戯曲のような文章ですので、しっかりと読み込まなければ、
    読むのは少し難しいと思います。
    お伊勢音頭もできれば、メロディーを調べて読みたいところですね。
    田島さんの絵は型染めで描かれているとのこと。
    独特の色調や絵の迫力を味わいたいです。

    投稿日:2008/08/02

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