同じシリーズの「みずくさむらとみずべむら」を読んでから、こちらを読みました。「みずくさむらとみずべむら」では登場人物の虫たちの名前を覚えるのに必死だったので、覚悟して読み始めたのですが、今回のお話しはすんなり読めてほっとしました^^;
このシリーズはお話しもいいですが、絵がとても素敵です。色鉛筆で一筆一筆繊細に丁寧に描かれていて。小さな虫たちの世界を覗かせてもらっているような、そんな気分になります。
うちの娘もこういうタッチの絵が好きなようで、色々な発見をしながら真剣に見入っていました。嵐の通り過ぎていった後に、トビハネさんの帽子が無くなってるということに、真っ先に気づいたのは娘でした。子どもの観察力って大したものですね・・・。
前回読んだお話もそうでしたが、小さな虫たちの世界でも助け合ってみんな生きているんだということが感じられるお話です。
小さいけど、虫たちの表情も豊かで可愛らしいので、虫好きな子も虫嫌いな子も楽しめると思います。
まだ読んでいない同じシリーズのものもあるので、是非読んでみたいです。