トルコに伝わるホジャのお話を集めたものです。
ホジャは、とんちの好きな、愉快なおじいさん。
どんな難題も、お得意のとんちを利かせ、解決します。
その機転ぶりに、ティムール大王もたじたじ。
表題作「天からふってきたお金」ほか、楽しいお話がたくさん詰まっています。
10歳の双子が夢中になりました。
日本の「一休さん」のようなお話です。
折しも、学校の国語の教科書に、ホジャのお話が出てきて、子どもたち、大喜び。
(教科書にあるのは、ホジャの子どもの頃のお話でした。)
低学年から読めるお話だと思います。
が、昔話は、耳で聞いてこそ存分に楽しめるもののようです。
わが家も、4年生ですが、私が読み聞かせました。
岩波おはなしの本シリーズから、これまで何冊か読んできましたが、こんな楽しい本があったなんて知りませんでした。
私が生まれる前からある、古い本なのですね。
子どもの頃に出会いたかったです。