明くんは、茶色のダックスフントを飼っています。
名前は、ボッシュです。
明くんは、ボッシュのことをかわいがりすぎて、ついついごちそうばかりやっていました。そして、とんでもないおでぶちゃんになってしまい、ボッシュではなく、オットーと呼ばれるようになってしまったのです。
ところがある晩のこと…
食べ過ぎて太ってしまったボッシュの立場からの描写が、なかなか面白いと思いました。また、気持ちの表れが、表情や、態度で、分かりやすくあらわされているので、その気持ちがストレートに伝わってきました。
ある事件のあとのボッシュの心のなか、少し怖いような気もしました。