最後まで読むと絵本を逆さにして読み戻る。
しかけは楽しいですが、ストーリーそのものは
それほど深い内容ではありません。
とはいえ、この仕掛けには脱帽。
逆さにしても違和感が無く、印象まで違って見えるから不思議。
おなじ仕掛けの絵本は、これより以前に出版されている
「光の旅かげのたび」という外国の本があります。
こちらは上下逆さになった時、全く別の絵になるという
摩訶不思議なトリックアートですが、
「いってかえって星から星へ」は、それとはまた別の意味で
逆さに見ても違和感が無く、ストーリーが自然に展開する、
これはこれで摩訶不思議で楽しいです。