お父さんとお母さんがおでかけするので、
ウナちゃんは お友達のマミちゃんとお留守番。
顔を使って「目玉焼き」「あさり」「しょうが」
「たらこ」などを表現して遊んでいるうちに、
ギョウザが食べたくなってくる。
ギョウザを作ろうという話になったが、
子供2人では作り方が分からず、公園に行ってみた。
ズウちゃんが「まかしとき」と言うので、
みんなでウナちゃんの家に戻ってギョウザを作る。
ズウちゃん料理長の指示に従ってギョウザに挑戦してみたけれど、
出来上がったのは グチャグチャ・グニャグニャで、まずそうな代物。
みんな口々に「まずそう〜」「気持ち悪ぅ〜」と言い、
ズウちゃんは「帰る」とまで言い出す始末。
ウナちゃんは泣き出しそうになって、涙をこらえているところに
お父さんとお母さんが返ってきた。
グチャグチャに汚れているのに、笑顔で掃除してくれる両親はえらい!
皆で掃除や片づけをし、焼いて食べたギョウザは美味しかった、というお話。
泣き出しそうなウナちゃんの表現が独特だけどうまい。
『…胸の奥がドックンドックンしてきた。
ドックンドックンが喉のへんまで上がってきて
目の奥もドックンドックンしてきて…』
臨場感がすごくよく伝わってくる。
前と後ろの中表紙に顔で表現できる動物や食べ物が図解されていて
子供と一緒にやってみると、かなり楽しい!