新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ボクがベルナのめになるよ!」 えっこさんの声

ボクがベルナのめになるよ! 作:郡司ななえ
絵:日高 康志
出版社:ハート出版
税込価格:\1,320
発行日:2003年
ISBN:9784892953019
評価スコア 4
評価ランキング 29,370
みんなの声 総数 2
  • この絵本のレビューを書く
  • 立派に成長しているみきたくん

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳

    盲目の両親と盲導犬のベルナと一緒に暮らすみきたくんが小学生になりました。そのみきたくんの成長ぶりが描かれているお話です。

    前作で、ななえさんはみきたくんに「こころの目」の話をしました。小学生になったみきたくんはそのことを学校で発表したり、家族旅行で両親の目になってまわりのようすを教えてくれたりと、立派に成長している様子が頼もしく、こういうお子さんがいると、周りの子供達もよい影響をうけるだろうなあと思います。

    けれど、悲しいことがおこります。ベルナの目が白内障でほとんど見えないというのです。こういう場合、ベルナはリタイアして、ななえさんは別の盲導犬と暮らすのが普通のようですが、みきたくんの「ボクがベルナのめになるよ」の一言で、ベルナはずっとななえさんのもとで生きることになるのです。生まれた時からベルナと一緒だったみきたくんにとって、自然と出て来た言葉だったのでしょうが、ご両親はさぞ嬉しかったのではないでしょうか。

    私はもっぱら登場人物やベルナの心の動きに注目して読んでいたのですが、子供達はベルナの日常に興味があったようです。歯磨きをしてもらうこととか、あくびをすることとか、どうも、人間の言うことがほどんどわかるらしいとか。身近に犬がいないので、目新しいことでいっぱいのようでした。

    このシリーズを読んでいると、ななえさんやみきたくんにお会いしたくなってきます。

    投稿日:2004/08/06

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ボクがベルナのめになるよ!」のみんなの声を見る

「ボクがベルナのめになるよ!」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はじめてのおつかい / こんとあき / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(2人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット