ちひろ美術館コレクション絵本Bです。
このシリーズでは、ちひろ美術館が世界中の絵本画家の中から“この人の絵はすばらしい”と思って、情熱をかけて集めてきた作品が絵本になったものだそうです。
黒柳徹子さんが、絵本は、こどもたちにとって本との出会いであると同時に、美術との出会いだと語っています。
さて、この作品はイタリアの作家さんの手によるものです。
タイトルを見て、予想していた通りの内容でしたが、とてもユニークな画面割りでした。
キャラクターも独特なキュートさがあり、ふと微笑んでしまう絵でした。
共働きの家庭ならずとも、ありがちなシーンかもしれません。
子どもの観察眼はなかなか侮れないなと再認識しました。
子どもなりに親の忙しさを理解してはいるものの、やはりこんな行動に出ることもあるでしょうね。
子どもをないがしろにしているつもりはなくても、確かに本末転倒だなと反省させられる事が多々あります。
パパ・ママにお薦めしたい一冊です。