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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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センニン

じいじ・ばあば・60代・千葉県

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センニンさんの声

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自信を持っておすすめしたい 公共を知る  投稿日:2008/10/13
としょかんライオン
としょかんライオン 作: ミシェル・ヌードセン
絵: ケビン・ホークス
訳: 福本 友美子

出版社: 岩崎書店
 絵本ナビの評判の印象もあってか、本屋の絵本棚から半年前くらいに。
 今6歳の孫娘、当時の反応は今ひとつでいたが、最近手にする一冊に。

 結構読み返しても、その度に何かを感じ取れる味わいのある絵本ですね。
 読みながらの、先日の孫娘とのやりとり。
 「きまり、って何か理由があるんだよね」
 「そんな事、分かってるよ!」
 ですって。
 保育園での「交通ルール教室」などから得た知識でしょうか。

 ともあれ、代表的な身近な公共物であって、無料で、誰にも開かれているけど、利用を強いられる訳でもない。大いに利用する人もいれば、全く無縁の人もいるという独特の公共物のとしょかん。
 そのとしょかんにライオンがはいってきて繰り広げられるドラマ。
 としょかんという公共の空間の中に、ひとびとの係わり合いと心情の変化が、自然にのびのびと描かれていきます。
 ふと、大げさにいえば、みんなで作り上げていくという公共の根源を知る格好の絵本なのかな、と思いました。
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自信を持っておすすめしたい 鮮やかです  投稿日:2008/10/09
ぼくはカメレオン
ぼくはカメレオン 作・絵: たしろ ちさと
出版社: ノルドズッド・ジャパン
 6歳になる孫娘に、2年前位のときに。
 今でも、思い出したように引っ張り出します。
 印象深い一冊なのだと思います。

 特に、中ほどの動物たちの思いっきりカラフルで楽しげなこうしんは、圧巻です。
 おまつり好きの孫娘にとって、正に、ハレの共感の場面かもしれません。

 始まりは、日々つまらなさそうにしていたカメレオン。
 結末は、大きなドラマの後におとずれる穏やかで満足気なカメレオンの日常。

 ストーリーも絵も鮮やかです。
 手持ちの絵本の中で、保存版間違いなしの一冊でしょう。
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自信を持っておすすめしたい 笑いとばします  投稿日:2008/10/08
てのひらむかしばなし へっこきあねさ
てのひらむかしばなし へっこきあねさ 作: 長谷川 摂子
絵: 荒井 良二

出版社: 岩波書店
 長谷川摂子さんと荒井良二さんの豪華組み合わせによるむかしばなし。
 期待どおり、6歳孫娘ととともに、大いに楽しみました。

 へっこきあねさが、でっかいへの失敗でさとに返されようとする災いのくだりでは、孫娘への解説に少々困りました。
 が、それもへを吸い込むという高度の並外れた技量により、福へと転じて、メデタシメデタシの結末。

 読んで、見て、聞いて、豪快に笑いとばします。
 いや〜 むかしばなしって、絵本って、いいですね。
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自信を持っておすすめしたい 楽しかった夏を思い出しながら  投稿日:2008/10/07
れいぞうこのなつやすみ
れいぞうこのなつやすみ 作: 村上 しいこ
絵: 長谷川 義史

出版社: PHP研究所
 6歳になった孫娘。
 しきりに長めのお話絵本を持ってくるようになりました。
 そのうちのお気に入りの一冊。

 多分この夏の楽しかったプールや海を思い出しながら、れいぞうことその家族のやりとりを存分に楽しんでいる様子です。

 1 れいぞうこ おこる
 2 れいぞうこ たのしむ
 3 れいぞうこ ねごとを いう

 導入、展開、エンディングとテンポよく進むストーリーに、すっかり身近になった長谷川義史氏描く愉快な家族がマッチするとともに、擬人化されたれいぞうこが家族の一員へと不自然でなくなってくるのが見事です。

 およげるようになったおかえしに、こんどは、ぼくが、れいぞうこになにかおしえてあげようと思うラストは、夏の体験が子どもを成長させることを感じさせ、成長著しい昨今の孫の姿と重なります。
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自信を持っておすすめしたい 食物連鎖  投稿日:2008/09/28
こいぬのうんち
こいぬのうんち 作: クオン・ジョンセン
絵: チョン・スンガク
訳: ピョン・キジャ

出版社: 平凡社
 孫娘5歳のときの初読みでは、ついつい、「おじいちゃんの子どもの頃は、ひとのうんちもこやしに・・・」なんて、薀蓄を傾けてしまいました。

 色々な読み方のできる絵本だと思いますが、感性で食物連鎖の素晴らしさを知る優れた科学絵本と言っても良いのではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい おてがみ大好き  投稿日:2008/09/27
おへんじください。
おへんじください。 作: 山脇 恭
絵: 小田桐 昭

出版社: 偕成社
 6歳孫娘もおてがみ大好きで、保育園のともだちとやりとりしています。
 そんな孫娘に5歳近くの時に。以来、ときどき手にしています。

 おてがみって、出して、もらってのキャッチボールなのでしょうね。
 すれちがいがあったりの小さなドラマの積み重ね。

 おてがみで経験するベーシックな感動を変化するねこさんたちの表情や背景画に読み取りながら、手紙にまつわる孫娘の日常に思いがいってしまう一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 無心に楽しむ  投稿日:2008/09/23
もくもくやかん
もくもくやかん 作・絵: かがくい ひろし
出版社: 講談社
 6歳孫娘。
 「おもちのきもち」のかがくいさんだねと言いつつ、やかんたちの準備体操の場面から、大笑いしながら一気に引き込まれていきました。
 「おもちのきもち」では、おもちよろしく少々粘っこい展開に、爺孫カラッと笑えたとはいきませんでしたが、こちらは違います。
 何しろ、やかんたちが何事かにもくもくと一生懸命なのです。その姿にただ笑ってしまうのです。そう、笑っちゃいけないと思いつつこどもたちの懸命な姿に思わず笑ってしまう、というあれです。
めくるページ毎、物凄く真剣でいてユーモアたっぷりの絵を楽しめます。
 そして、明らかにされる気宇壮大な目的に今までの努力をなるほどと思わせ、歓喜のエンディングへ。見事です。
 大仕事を達成した満足感の終末、読後感も爽やかです。
 絵本だからこそ、ひと時を無心に楽しめる一冊だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 素敵です。  投稿日:2008/09/10
こんたのおつかい
こんたのおつかい 作・絵: 田中 友佳子
出版社: 徳間書店
 絵とお話がシンプルでかつマッチングしていて、その上で両方ともとても素敵です。
 こんたがおつかいにでかける穏やかな里の雰囲気が漂う導入、怪しげな「もりのみち」で出会う波乱に満ちた展開、そして、夕焼けの里で母親に迎えられるこんたの喜びの結末。
 作者紹介に「自然の中を走ることが大好き」とありましたが、山里の魅力がいっぱい感じられるのは、そんな所からもきているのでしょうか。

 本書をとても気に入った様子の6歳近くの孫娘の感想。
 「とうふやさんのこのくまさんは、(怖いもりのみちを)知っている(経験している)んだよね」
 そうなんだよね。
 「怖い『もりのみち』を通ってはいけない。安全な『はなのみち』を通りなさい。」と言うお母さんやくまさんは、本当は、『もりのみち』の「てんぐ」や「おに」や「おばけ」に、こんたがさらわれたり食べられたりすることがけっしてないし、『もりのみち』を通ったこんたが大きく成長していることも分かっているんだよね。
 だって、くまさんもラストページのこんたの家族もみんなニコニコ顔。
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自信を持っておすすめしたい ピッピのように  投稿日:2008/09/09
こんにちは、長くつ下のピッピ
こんにちは、長くつ下のピッピ 作: アストリッド・リンドグレーン
絵: イングリッド・ニイマン
訳: いしいとしこ

出版社: 徳間書店
6歳近くの孫娘と話していたら、強い女の子を称して「ピッピのように?」ですって。
因みに、「元気な」だけなら自分(孫娘)だってそうなのであって、強くなければ「ピッピのように」ではないのだそうです。

そうです。ピッピは世界一強いというだけあって何とも破天荒な女の子なのであります。
ともあれ、孫娘のイメージの世界に、ひとつの柱を提供してくれたようです。

そういえば、「おてんば」という日本語もあったと思うのですが、その風景は何処に?
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自信を持っておすすめしたい これはいい  投稿日:2008/09/08
どうぶつえんガイド
どうぶつえんガイド 作・絵: あべ 弘士
出版社: 福音館書店
 「これはいい」と、言ってみたくなる絵本ですね。
 6歳近くの孫娘も手にするなり見入っていました。

 擬人化された動物でなく、動物本来の生息地での生態がどうかを教え諭すのでもなく、正に私たちが身近に接することのできるどうぶつえんでの本物の動物。その観察がこんなにも面白いなんて!
 

 「へ〜。そうなんだ。」といった感じのお話もいっぱい。
 例えば、レッサーパンダ。
 「すきなものからじゅんばんにそれだけをぜんぶたべる」で、「へ〜」。
 「たべたらすぐにうんちがしたくなる。そして、さっきたべたじゅんばんにうんちがでてくる」で、「へ〜」の「へ〜」。

 「買って損しない」の一冊でしょうか。
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