12歳、小学6年生は、学校生活の中で最高学年となり、下級生のお世話をしたり学校全体を引っ張る役割を担うことで、責任感がぐんと育つ時期です。自分の得意なことや苦手なこと、関心のある分野もはっきりしてくるため、テレビや新聞のニュースなど、身近な社会の出来事にも目を向けるように。世界がぐっと広がるこの時期だからこそ、情報を調べるときに信頼できる「本」を手に取る習慣を身につけてほしいものです。この時期に出会う本は、一生モノの一冊になるかもしれません。小学生時代に心に残る作品と出会えるよう、周りの大人がそっと読書をサポートしてあげられると良いですね。

12歳におすすめの読み物テーマピックアップ!

名作のとびら

まずは小学生時代に出会いたい名作をご紹介します。感受性豊かな時期だからこそ、より深く心に残る読書体験となることでしょう。名作に出てくる主人公や登場人物から、勇気や希望を受け取ったり、なにか困ったり悩んだりした時のお守りとなるような言葉と出会ってほしいと思います。

ノンフィクションのとびら

物語よりも、実際に起こっていることや世の中の問題に興味があるという子には、ノンフィクション作品がおすすめ。ふだんの生活の中にあるさまざまなことへの見方、考え方が変わり、視野が大きく広がることでしょう。また、ノンフィクション作品は、あきらめないことや、何度も挑戦しつづけること、希望を持ち続けることの大切さを教えてくれます。

12歳絵本・児童書ランキング

12歳・小学6年生に人気なのは、どんな本? 寄せられたレビュー評価、レビュー数、販売実績など絵本ナビ独自のロジックにより算出された上位作品から12歳におすすめの本をピックアップしています。

テーマ別でおすすめ!12歳絵本・児童書

12歳におすすめの絵本・児童書をテーマ別にピックアップ。12歳への本選びの参考にしてみてくださいね。贈り物としてもおすすめです。

【好きなジャンル、興味から見つける読書】

冒険・ファンタジーのとびら

音楽・ダンス・アート! 芸術のとびら

スポーツのとびら

歴史読み物のとびら

【自分を知る・考える・見つめる】

自分を見つめる本

友だちのとびら

家族のとびら

学校・塾のとびら

【社会を知る・考える・見つめる】

仕事のとびら

戦争・平和のとびら

障がい、困難を抱えた人への理解を育てるために

【新着情報】12歳におすすめしたい最新情報

新着みどころ紹介

絵本ナビ編集部による、作品のみどころをご紹介! 12歳におすすめしたい絵本・児童書を新着順にピックアップしています。

新着みどころ

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新着おすすめ記事

「12歳・小学6年生におすすめの本にはどんな本があるの?」「12歳にはどんな本が人気なの?」など、12歳の本選びにまつわる疑問やお悩みに応える、絵本ナビ編集部が自信を持って制作した特集記事をご紹介します。

12歳の新着レビュー

12歳のお子さんがいらっしゃる方のレビューや、12歳に読んでみた感想や反応などを、新着順にご紹介します。

新着レビュー

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独楽(こま)

クッチーナママ

50代 ママ 東京都 女の子21歳、女の子18歳、男の子16歳

「ぶんけいの〈伝承遊び〉」シリーズ

同じ「ぶんけいの〈伝承遊び〉」シリーズの「お手玉」がとても面白かったので、こちらも読んでみたいと思いました。
日本と海外の、いろいろな種類の独楽について、歴史やルーツ、遊び方などが紹介されています。
自分が小さい頃は家にこんな独楽があったなぁと懐かしく思いました。
日本の伝統を今の世代にも伝えるというのは、貴重なことだと感じます。

投稿日:2025/12/03

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分かりやすいです

バナナがどんな風に育っていくのかがよく分かる内容です。
中に種がないバナナをどうやって増やしているのかや、どんな花が咲くのかなど、読んで「なるほど〜」となります。
お店で売られている房のバナナが、実際にどんな風になっているのかも分かるので、とても興味深いのではないでしょうか。

投稿日:2025/12/02

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羊の毛糸とフェルト

hime59153

50代 ママ 三重県 男の子14歳

チャレンジしてみたくなります

昔テレビで羊の毛刈りを見て、子供がやってみたいというので、いろいろ探して体験しに行きました。
そんなことを思い出す内容でした。
羊の毛からどんなものがどんな風に出来ていくのか、私たちが普段着ているものが、何から出来ているのか、どれほどの手がかかっているのかが分かります。
羊の毛があれば、チャレンジしてみたくなる内容です。

投稿日:2025/12/02

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新着全ページためしよみ公開作品

公開された全ページためしよみ作品の中から、12歳におすすめの絵本・児童書を新着順にピックアップしています。

新着全ページためしよみ

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12歳になると、本が好きな子とあまり手に取らない子の差がはっきりしてきます。本が好きな子は自分からどんどん読みますが、苦手意識のある子に本をすすめるのは簡単ではなく、保護者や先生、司書さんにとって永遠の課題ともいえます。すぐに成果が出るとは限りませんが、いくつかの方法を組み合わせながら、長い目で見守ることが大切です。

<働きかけのポイント>

・子どもの関心に合わせて選ぶ
人気の本や名作を大人が知っておき、子どもの好きなことに関連する本を手渡す。

・ジャンルを広げる
物語が苦手なら、ノンフィクション作品や知識の本、学習マンガなど無理なく読めるものを試してみる。

・短編集から始める
長編が苦手な子には、どこから読んでも楽しめる短編集などでハードルを下げる。

・中学への不安に寄り添う
中学受験や学校生活を描いた物語は、進学への漠然とした不安を和らげ、安心感を与えてくれます。
関心のあるテーマだからこそ、手に取りやすいということがあるかもしれません。

(児童書担当:秋山)

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