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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  俳優・川平慈英と絵本作家・ミロコマチコが贈る、沖縄からの命の賛歌『たいようがわらってる』<ブランニュープラチナブック>

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絵本紹介

2022.05.25

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俳優・川平慈英と絵本作家・ミロコマチコが贈る、沖縄からの命の賛歌『たいようがわらってる』<ブランニュープラチナブック>

繰り返されるこのフレーズと絵から、太陽のパワーや、子どもと生き物の命がむんむんと匂う濃密な絵本

  • たいようがわらってる

    みどころ

    思いっきり遊ぶ子どもと、さんさんと照る太陽がダイナミックで美しい絵本。
    沖縄出身の俳優・川平慈英さんが幼なじみと過ごした子ども時代を、国内外の絵本賞を多数受賞するミロコマチコさんが絵に描いています。

    強い風におどる、デイゴの花。
    子どもの顔くらい大きなハイビスカス。
    ガジュマルの森を、おしっこを放ちながら飛び立つセミ。
    太陽がかがやく南の島で、子どもは遊び、時にはサトウキビをとりあってケンカをして……ご飯を食べて眠ります。

    台風の強烈な風、海のめぐみ、暗闇の小動物の息づかいも、南の島のリアル。
    「たいようがわらってる」
    繰り返されるこのフレーズと絵から、太陽のパワーや、子どもと生き物の命がむんむんと匂う濃密な絵本です。

    作者・川平慈英さんはミュージカル出演やサッカー解説者などお茶の間で広く知られる人物。
    奄美在住の画家であり絵本作家のミロコマチコさんは、Eテレの番組「コレナンデ商会」で川平さんと出会って意気投合し、本作品が生まれたそうです。

    2人の体内に息づく、自然と交歓する力が溢れ出し、絵本を通じて流れ込んできます!
    どんなときも、「たいようがわらってる」と思うと、お腹の中からむくむく力が湧いてくるような……。
    大人も子どももパワーをもらえる絵本です。
    (大和田佳世 絵本ナビライター)

この書籍を作った人

この書籍を作った人

ミロコマチコ

ミロコマチコ (みろこまちこ)

1981年、大阪府生まれ。画家・絵本作家。2004年から画家として活動を開始。個展やグループ展など、作品展示を全国各地で精力的に行い、伸びやかな作風で、動物や植物を生き生きと描き、注目を集める。おもに子どもを対象としたワークショップにも力を注いでいる。2012年、『オオカミがとぶひ』(イースト・プレス)で、絵本デビュー。同作で2013年、第18回日本絵本賞大賞を受賞、『てつぞうはね』(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞絵本賞受賞、『ぼくのふとんは うみでできている』(あかね書房)で第63回小学館児童出版文化賞受賞。2018年に第41回巌谷小波文芸賞受賞。画文集に『ホロホロチョウのよる』(港の人)、装画と挿絵の仕事に『サバンナの動物親子に学ぶ』(羽仁進 著/講談社)、『きみの町で』(重松清 著/朝日出版社)などがある。美術同人誌『四月と十月』の同人。

レビュー紹介

太陽のパワー。沖縄の恵み

「全ての色が濃い」。沖縄を訪れる度にそう感じます。
咲き乱れる原色の花、太陽の眩しさ、海の青さ、色鮮やかな鳥や魚たち。そんなエネルギー溢れる沖縄で生まれ育った川平さんが綴る幼少期の思い出に、ミロコマチコさんがエネルギッシュな絵をつけています。
全てのページに太陽の存在を感じ、私まで沖縄での子供時代を擬似体験したような気分になれました。
文章と絵がとてもよく合っている絵本だと思います。
(miki222さん)

元気をくれる絵本!

太陽の力を感じる1冊でした。と言うのも、何が有っても太陽はずっと笑顔で見守っていてくれる。すごく迫力のある絵と印象的な色遣いが凄く記憶に残る絵本で、沖縄の夏はいいなあ。と思うだけでなく何だか自分が子供の頃は夏によく外で遊んだなあと言う事も思い出しました。今の子供達はコロナで色々と外出するにも制限して生活しないといけないので思い切り好きなだけ外で遊ばせてあげる事は出来ません。だからこの絵本を読んで明るい気持ちになってもらえたらいいな、そう思いました。

確かに辛い事が有っても太陽が照っていれば、何だか前向きな気持ちになれるのと同じように、やっぱり太陽の力は凄い。と思ってしまう1冊でした。この絵本を読めばきっと寂しい気持ちも、暗い気持ちも吹き飛ばし、気持ちを明るくしてくれる、そんな素敵な1冊だと思います。

(ピンクちゃんさん)

太陽がいっぱい

川平慈英さんの沖縄での少年時代の思い出が絵本になっています。
とにかくすべてがパワフルでエネルギッシュ!
動物も植物も生命力にあふれ、すべてが光り輝いているように感じます。
それをミロコマチコさんが色鮮やかな色彩と、勢いのある大胆なタッチで描いているのが素晴らしい。

デイゴやハイビスカス、ガジュマルに大量のセミ、サトウキビにシーサー・・本土では見ることの出来ない沖縄の原風景が目の前に広がるようです。
そしてそこにはいつも大きな太陽が笑っていました。

日本で一番太陽に近い場所。
太陽がいっぱいのこの沖縄へ、またいつの日か行きたいと思います。

(MYHOUSEさん)

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