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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  見てみよう、いろんなお仕事絵本3選

お店の売り場に立つ店員さん、警察官や消防士、アナウンサー。
毎日の生活の中で目にするいろんなお仕事。
なんと日本には、1万7000種類以上もの仕事があるんですって!

実際にお仕事をしている人の様子をみると、外から見ていただけではわからない楽しさや苦労がたくさんあります。
中には、特殊な環境でお仕事している人も。
そんな風に気になる「お仕事」をテーマにしたおすすめ絵本を出版社さんが推薦してくれました!

4月に募集した、読者さんからのエピソードを添えて、3冊ご紹介します。

新幹線のお医者さんのお仕事って?『せんろをまもる! ドクターイエロー』

  • せんろをまもる! ドクターイエロー

    出版社からの内容紹介

    ドクターイエローの〈秘密の仕事〉に密着!

    普段乗っている新幹線の安全や乗り心地のよさは、一体だれが守っているのでしょう? それは「新幹線のお医者さん」と呼ばれるドクターイエローとその仲間たちです。

    その名のとおり鮮やかな黄色が目印のドクターイエローが線路や架線を調べ、問題があった場所を仲間の保線車両たちが直すことで、新幹線の安全が守られているんです。地面に石を敷きつめたり、その石をつき固めたり、新しいレールに交換したり。あまり知られていない秘密のお仕事をたっぷりお見せします。

    また、みどころのひとつは全長1.0mの観音開きで読める、大迫力の図解ページ。これを読めば、ドクターイエローの内部が丸わかり。

    さあ、ドクターイエローの知られざるお仕事をのぞいてみましょう!

    【編集担当からのおすすめ情報】
    『巨大空港』、『しんかんせん、しゅっぱつ!』(ともに福音館書店)、『ヘリコプターのぷるたくん』、『ちかてつのぎんちゃん』(ともに小学館)など、数々の絵本を手がける人気作家・鎌田歩さんによるのりもの絵本です。

    みどころは全長1.0メートルの観音開きで読みこめるドクターイエローの大図解ページ。また、作中には「バラスト」や「トロリ線」、「道床交換車」、「マルチプルタイタンパー」など、ワクワクする専門的な用語がたくさん登場します。

    きっとこの1冊で、ドクターイエローのことが深くまで解るはず!
    乗り物や電車が大好きなみなさんに読んでいただきたい一冊です。

みんなのコメント

日本が世界に誇る新幹線の技術も、ドクターイエローの日頃の活躍があってこそ。
電車好きな人は必読です。(みいのさん)

新幹線大好き甥っ子くんが大好きな絵本です。たまたま黄色い新幹線を見かけたことがありますが、真っ先にこの絵本を思い出しました!(マチュー)

せんろをまもる! ドクターイエロー エピソード詳細

レビューコンテスト受賞レビューは…

乗り物好きのこどもや親におすすめの一冊です! 受賞レビュー

乗り物にいつも興味津々の息子(0歳)に読み聞かせたところ、大満足の様子でした。大人の私もドクターイエローや保線車両のことを知るうちに「かっこいい!」と感じるように。ドクターイエロー内の構造は全く知りませんでしたが、横長の観音開きで詳しく書かれていて、とても学びの多い1冊です。

マルチプルタイタンパーや道床交換車など、男の子がワクワクする単語もたくさん入っていて、ドクターイエローたちのキャラクターもとってもいいんです。色合いや絵がきれいなので、今は見ているだけで楽しんでいますが、もう少し言葉の意味がわかってきたらさらに面白さが増す予感。おすすめの絵本です。(かまちゃんママさん ママ)

父ちゃんの魚料理、最高においしい!『とうちゃんはりょうりにん』

  • とうちゃんはりょうりにん

    みどころ

    ぼくのおうちは魚料理のお店やさん。父ちゃんは料理人です。父ちゃんの魚料理はおいしいと評判。今日も真剣な目つきで魚と向き合っています。

    そして、ぼくの晩ご飯は毎日さかな。さかなをきれいに食べると、父ちゃんはうれしそうです。父ちゃんの作ってくれるふわふわの煮付けはとってもおいしいけれど、実はぼくには、ずっと父ちゃんに言えないことがあって……。

    『おにたくんのおにぎり』(ひさかたチャイルド)や『めんたいこどりーむ』(講談社)など、食べものを描いた絵本が人気の作家、はしもとえつよさん。今回も、美味しそうな魚料理がたくさん登場します。刺身の盛り合わせの美しく美味しそうなこと!おもわずよだれが出てしまいそうです。

    真剣な顔をしていたと思ったら、驚いたり、ズッコケたりと大忙しの父ちゃんですが、ぼくの本心を知って、なんともうれしい「さかなりょうり」を作ってくれました。思い合って認め合う、愛いっぱいに溢れた仲の良い親子の姿。「さいこうにおいしい!」と喜ぶぼくと、照れ臭そうにする父ちゃんの横顔が印象的です。なんだかうれしくてお腹が空いてきてしまうお話。きっと今夜の晩ご飯のおかずはおいしい魚料理にしたくなりますよ。

    (出合聡美 絵本ナビライター)

みんなのコメント

お肉がたべたーい、という要望にもお魚でこたえる父ちゃんも面白いけれど、お客さん(いちた含む)が喜ぶにはどうしたら……?と考えて最終的にはアノお料理を出すお父ちゃんは最高にカッコイイ。
お客さんの要望を一歩超えるサービスを提供できるプロ、憧れます。(kayogonさん)

とうちゃんはりょうりにん エピソード詳細

「会社」の中をのぞいてみよう!『かぶしきがいしゃ くも』

  • かぶしきがいしゃ くも

    出版社からの内容紹介

    おとしものをひろった、こうたくんとりこちゃんは、「かぶしきがいしゃ くも」のなかへ。
    そうむぶ、えいぎょうぶ、くもせいさくぶ…
    おとしぬしは、みつかるでしょうか。

みんなのコメント

この会社のオフィスの椅子は雲でできているみたいです。
座り心地がフワフワで気持ち良さそう。
快適すぎて、仕事中に眠くなったりして…(笑)(みいのさん)

何といっても驚くのは、絵本に「へいしゃ」という言葉が出てきて、サラリーマンの私にはなじみ深い会社の様子が描かれていること!

そういえば子どもの頃、休日に父(サラリーマン)の同僚家族と遊ぶ機会がありましたが親たちの仕事がイマイチよくわからずもやっとしていたことがありました。

「かいしゃ」がどうやって成り立っているかわかりつつ、雨雲が出来るプロセスもかわいい絵で楽しめます。

それにしてもここの警備員、最強だろうな……!(kayogonさん)

かぶしきがいしゃ くも エピソード詳細

こんな絵本おしえて!見てみよう、いろんなお仕事

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