ドワーフじいさんのいえづくり
- 作・絵:
- 青山 邦彦
- 出版社:
- フレーベル館
絵本紹介
2022.08.26
この書籍を作った人
東京生まれ。建築設計事務所勤務を経て、絵本作家となる。2002年ボローニャ国際絵本原画展、ノンフィクション部門入選。第20回ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)出展。主な作品に『ドワーフじいさんのいえづくり』『いたずらゴブリンしろ』(フレーベル館)、『おおきなやかたのものがたり』(PHP研究所)、『むしのおんがくがっこう』(あかね書房)、『たのしいたてもの』(教育画劇)などがある。
ワクワク
製作ってなんでこんなにもワクワクさせるんでしょうね。
ドワーフじいさんの家づくりを見ていたら、息子も私も気持ちが高揚し、何か作ってみたくなりました。
「この本の続きを借りてきて」なんて、読み終わった後、言うぐらい、この本が気に入ったみたいです。
自分だけの家のはずが、自分だけではできないから、みんなの要求を聞くうちに、自分だけの空間でなくなるなんて、ちょっと気の毒だけど、意外に楽しくなって、最後はほっとします。
(まことあつさん)
建物の絵がとても細かく書き込まれている
評判通りとても楽しい本でした。
気難しいドワーフじいさんが見晴台のある自分だけの新しい家を建てようとします。
ところが、材木の重い事。一人では到底作れません。
通りかかった動物達に手伝ってもらう代わりに動物の部屋も作ってやることになります。
ページをめくるたびに新しい動物が登場し、家はどんどん複雑な形になっていく所が読んでいてワクワクしました。
完成した家はなんとも楽しそうな木製アスレチック遊具のような家。
最初は不機嫌だったドワーフじいさんも、動物達と一緒に暮らすうちに「まあ、こんな家も悪くないか…」と思うようになり。
みんなで楽しめる立派な見晴らし台のある家にリフォームしようと設計図を書き始めます。
建物の絵がとても細かく書き込まれていて眺めるのも楽しいです。
(Sprashuterさん)
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