世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
アンパンマンの作者として知られる、やなせたかし先生。
その人生は、明るく楽しいことばかりではありませんでした。
親とのわかれ、戦争、弟の死、まんが家としてうまくいかないあせり……。
本当の正義とはなにか、
なんのために生まれて、なにをして生きるのか——
それを問いつづけてきた、やなせたかし先生の物語が絵本になりました。
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やなせたかし先生の意思をつぐ、やなせスタジオが作・絵を担当。
生前に自画像がわりに描いていた「やなせうさぎ」をモチーフとし、子どもたちにも受け入れられやすい伝記絵本です。
巻末には、94年の生涯がより詳しくわかる、貴重な写真が満載の人生年表がついています。
▲高知県で過ごした子どものころ。弟のちひろと共に、おじさんの家にあずけられます。
▲東京での学生生活、兵隊として戦争へ……。そして、高知新聞で働くことになります。
そこで出会ったのが、後に結婚することになる、こまつのぶさんでした。
▲「本当の正義とはなにか」。思いを込めた絵本『あんぱんまん』が誕生。
傷つきながらも飛び続ける姿は、たくさんの子どもたちに受け入れられていきました。