絵本紹介
2021.07.14
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。
「ブランニュープラチナブック」は、1900万人の絵本ナビ読者の評価と販売実績を得て、新しく「プラチナブック」に仲間入りした注目の人気作品。作品を推す読者のコメントを読むと、選ばれた理由がわかります。そんな2021年6月のニューフェイスを、読者の声と共にに紹介します。
出版社からの内容紹介
レオ=レオニが赤ちゃん向けに作ったボードブックタイプの絵本。2ひきのねずみが「おはよう」から「おやすみなさい」まで1日いろいろなことをしてあそぶようすを描いています。
文字も少なく、かわいらしくて、0歳の娘に読むのにちょうどいい絵本でした。2匹のねずみさんが一日をどうやってすごそうか考えている様子がとってもかわいらしく、また背景の絵も自然で温かみのある色合いです。娘は4カ月なので色がはっきりしているほうがわかりやすいのか、カラフルなボールのページや、黒が基調になっている夜のページにより反応しているようでした。
(かよひこさん 20代・ママ)
「スイミー」「フレデリック」「あおくんときいろちゃん」で有名なレオ・レオニの赤ちゃん本です。
レオニの創造性にとんだコラージュの魅力が、この絵本でもしっかり味わえます。赤ちゃん絵本ですが、その芸術性に大人も楽しめる絵本だと思います。白い台紙の上で様々な遊びを繰り広げるねずみ達がとても可愛く、内容も分かりやすいので、赤ちゃんもきっとお気に入りの一冊に。レオニの作品にはねずみが出てくるものが多いので、この本をスタートにすれば、他の作品にも親しみやすいと思います。0歳〜3歳頃にオススメします。プレゼントにもきっと喜ばれますよ!
(カトリームみどりんさん 30代・ママ)
自由なカンジがいいです☆
「おはよう!」と目覚め、「あれもしようかな?」「これもしようかな」「あっちもいいな!」「こっちもいいな!」「なんだか おなかがすいたな……」そして、「おやすみなさい」。
何に縛られることもなく、好奇心の赴くままに……。あかちゃんの頭のなかって、きっとこんなカンジ。ホッとひと息つける絵本です。
(しゅうくりぃむさん 40代・ママ)
この書籍を作った人
1910年オランダ アムステルダム生まれ。イラストレーター、グラフィックデザイナー、および絵本作家として、米国でもっとも活躍した芸術家のひとり。「あおくんときいろちゃん」(至光社刊)「スイミー」「フレデリック」「アレクサンダとぜんまいねずみ」「さかなはさかな」「うさぎをつくろう」「じぶんだけのいろ」(以上好学社刊)などの作品がある。1999年没。
この書籍を作った人
1931年、東京に生まれる。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。1975年日本翻訳文化賞、1988年野間児童文芸賞、1993年萩原朔太郎賞を受賞。ほか受賞多数。絵本作品に『ことばあそびうた』(福音館書店)、『マザー・グースのうた』(草思社)、『これはのみのぴこ』(サンリード刊)、『もこもこもこ』(文研出版)、「まり」(クレヨンハウス刊)、「わたし」(福音館書店)、「ことばとかずのえほん」シリーズ(くもん出版)他多数の作品がある。翻訳作品も多数。