絵本紹介
2021.11.24
みどころ
大きな丸と小さな丸がふたつ。
「ねえ、ぱったんして」
ぱったんって、なんだろう?
ページをめくると……りんごになった!
今度はピンクと黄色の丸がいくつも。
ぱったんすると、きれいなお花!
ぱったんするっていうのは、絵を描くってこと。
紙を半分に折って、絵の具をたらして。
ぱったん二つの画面を合わせると……違う形が見えてくる。
構えなくなって、こんなに簡単に楽しめるんだから、アートって面白いね。
絵を楽しむ方法を色々見せてくれる松田奈那子さん。
前作『ふーってして』に続いて、またまた想像力のふくらむ絵本の登場です。
読んだらきっと真似してみたくなる。
最後にはお絵描き遊びの解説もついていますよ。
この書籍を作った人
1985年、北海道生まれ。画家。絵本作家。2009年に札幌大谷大学短期大学部専攻科美術専攻を卒業。2011年、多摩美術大学大学院美術研究科 修士課程 絵画専攻 修了。絵本制作のほか、雑誌、広告、映画など様々な媒体で活動。個展、グループ展にて作品を発表し、子ども向けの造形教室やワークショップも開催している。
絵の具をつけて紙をぱったんと折ると左右対称に色がついてあっというまにアート作品の完成です。そんな色彩遊びが絵本になって素敵にかわいらしく、子どもの好奇心をくすぐってくれます。今すぐにでもやってみたくなるので、寝る前の絵本タイムではなく、日中お母さんにも余裕がある時に読んでみることをおすすめします!
(ouchijikanさん 40代・ママ)
デカルコマニーでできる独特の模様と色合いがとても綺麗な絵本です。4歳と0歳の兄弟に読みましたが、2人とも木と蝶々のところが気に入ったようでした。
今度小学生のお姉ちゃんも一緒に、絵の具でぱったんをやってみるつもりです。
(ぷくぷくさんさん 30代 ママ )
絵本を折った紙に見立ててぱったんしてみると、絵が完成するという絵本です。
最後にやり方も載っていて、子どももぱったんしたい!とノリノリでした。なかなかアートな取り組みはハードルが高いのですが、絵本で導入出来ると子どもも大人も手軽にアートを楽しめて良いなと感じました。
(じゃすさん 30代 ママ)
ブランニュープラチナブックとは……?
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。
「ブランニュープラチナブック」は、1900万人の絵本ナビ読者の評価と販売実績を得て、新しく「プラチナブック」に仲間入りした注目の人気作品。作品を推す読者のコメントを読むと、選ばれた理由がわかります。