無垢な魂があまりにせつない
作: 宮沢 賢治 / 絵: 降矢 なな
読む者の心の中に、いい知れぬ愛しさと切なさを残す珠玉の作品を、スロバキアに暮す画家、降矢ななが渾身の思いをこめて描き出した。
あたかも一本の映画をみたかのような深々とした思いに胸をつかまれる作品。
独特の世界観で人気の宮沢賢治の作品。
こどもたちには新鮮な感動を、大人には一味違う読みごたえのある物語絵本です。
5コメント
降矢ななさんが大好きなので購入しました。
この絵本で初めて知った賢治の作品です。
美しい文章と切ないお話、そして幻想的な挿絵が心にいつまでも残ります。
青、赤、黄、緑・・・染み入るような美しい色彩にうっとりします。
ペムペルとネリの純粋で真っ直ぐな瞳もとても印象的です。
MYHOUSEさん
異国情緒あふれる降矢さんの絵が、おはなしとピッタリマッチしていて、引き込まれました。悲しい切ないおはなしを絵の美しさがカバーしてくれます。
#宮沢賢治
心臓をぎゅっとつかまれたように、つらくて苦しいのに、魅力的な異国の世界で奮闘する兄妹から目が離せなくなります。黄色のトマトをみるたびにこの作品のこと思い出しちゃいます。
#宮沢賢治
マメミックスさん
子どもの無垢な心と、黄色のトマト。すごく悲しいのに何とも言えず美しくて涙が出ます。
#宮沢賢治
飛ぶ本棚さん
降矢ななさんの絵が好きで購入しました。わくわく ドキドキ 暖かさ 切なさ を感じる作品です。子供が常識を学ぶ過程を描いているように感じました。
#宮沢賢治
fafanさん