面倒な裁判がひとことで決着!
作: 宮沢 賢治 / 絵: 田島 征三
ある土曜日の夕方、一郎の元に届いたおかしな葉書。果たして一番偉いどんぐりは誰なのか?山猫裁判長に頼まれて一郎が思いついた判決とは?ユーモアに包まれた、メッセージの深さに思わずしんとする・・・。宮沢賢治の生前にただ一冊出版された童話集「注文の多い料理店」の冒頭を飾った傑作を、「小学館絵画賞」をはじめとする数々の賞を受賞している田島征三が、自然界ののどかな雰囲気をダイナミックに描いています。お子さんが成長しても記憶に残る傑作です。
3コメント
賢治作品の中でも、ひときわユーモラスな作品だと思います。
どんぐりたちと山猫の会話がとにかく楽しいです。
田島征三さんの挿絵も、ダイナミックでいいですね!
読むたびに、懐かしい気持ちになる魅力あふれる作品です。
宮沢賢治はちょっと難しくて・・と思ってる人にも是非オススメします!
MYHOUSEさん
#宮沢賢治 田島さんではない絵本を、先に見ていましたが、田島さんのはインパクト大ということと、場面場面を的確な絵で伝えていると思いました。焦点がずれていないというか!!どんぐりと山猫はそんな点で田島さんの絵本をオススメしたいです。 とにかく、絵が楽しめます。
らんらんらんらんさん
ストーリーも絵も子供をぐいぐい引き付けます。
何となく物悲しくなるラストも秀逸。
一気に読み聞かせするとちょっと疲れちゃうけど、その価値ありです。
夜の樹さん