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2025年8月 新刊&おすすめ絵本

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子どもの頃は面倒くさくて仕方がなかった夏休みの宿題。どうして夏休み全部を遊びに使えないのか、白紙のドリルや溜まる一方の日記、一行も読んでいない課題図書を前にため息をついた人も多いと思います。

でも今、我が子の宿題を見てみると、日記は書かなくてOK、ドリルも数ページ、読書感想文も自由研究もやりたい人のみという強制力の少なさに「え…なんだかもったいない」と不思議な感覚を持ってしまいます。せっかく1か月以上時間があるなら、何か1つでも集中して達成したら、それはすごいプラスになるはず……と思うのは、自由な時間に制限のある大人だからでしょうか。

大人だって子どもと一緒に知りたい欲求を満たして良いはず。自由研究に役立つアイデアがたっぷり詰まった科学絵本、子ども向け実用書6作品をご紹介します。気になる一冊を手に取ったら、これも知りたい、あれも調べたいと好奇心がむくむくと湧いてくるはず。さあ、夏休みもあと数週間。本気で課題に取り組むやる気スイッチを親子で押しましょう!

ゴムや磁石、紙ばね、空気などを使って動くおもちゃの作り方48種類!『作ってびっくり! 科学脳をきたえる!うごくおもちゃ工作』

  • 作ってびっくり! 科学脳をきたえる!うごくおもちゃ工作

    出版社からの内容紹介

    身近な材料でうごくしくみを学びながら、おもちゃが手作りできる工作ブック。物をたばねたりとじたりするときに使うゴムと、ゴムではばたくドラゴンや、紙ばねでボールを投げるゲーム、吹いた息で飛ばすやり投げや水の流れで進む船、磁石ですべるフィギュアスケートやころころ転がして遊ぶビー玉コースターなど、48種類のうごくおもちゃの作り方をイラスト解説。作品のいくつかは型紙がダウンロードできるQR コード付き。

1本の木から、ある日『100このタネがとんでった』。さあ、無事に育つのはいくつ? 種たちの冒険を描いたユーモア科学絵本

派手な色、ふしぎなビジュアル、見るからに毒々しい『どくの ある いきもの』。なのになぜ、こんなに魅力的なのか、この一冊にその理由がつまっています

  • どくの ある いきもの

    出版社からの内容紹介

    なぜ?と思ったときが学びのスタート! 子どもたちの好奇心の種をまき、考える力を育む、かがく絵本シリーズ。
    『どくの ある いきもの』では、実は身近にも多い「毒」をもつ生き物や植物を紹介。知識を身につけ、正しく共存することについて考えます。初出「しぜん-キンダーブック」2024年8月号。

身近なのに実はあまり知らない「水」。氷になったり、水蒸気になったり姿を変える水を楽しい写真で伝える3歳からの科学絵本『へんしん みず!』

  • へんしん みず!

    出版社からの内容紹介

    じゃぐちからながれてくる水、冷凍庫にいれると氷になったよ。あたためたら、あれれ?きえちゃった? 水がへんかする様子を楽しい写真で紹介する3歳からの科学絵本。


    じゃぐちから出てきた水で、水風船を作ろう。冷凍庫にいれると、カチコチになって氷になったよ。
    水をおなべに入れるともくもくもくときえちゃった。
    水が氷、水蒸気とかたちが変わる様子を写真で楽しく紹介。
    固体、液体、気体の性質を知ることができます。
    知る楽しさにであえる3歳からの科学絵本。

「かがくすっ」シリーズ

この書籍を作った人

遠藤 宏

遠藤 宏

1971年、山梨県生まれ。出版社・スタジオ・新聞社勤務を経てフリーランスに。 人物、旅、インテリアなど、主に人と生活にまつわる写真を撮影。田んぼや畑、漁港などに建つ小屋・納屋に魅せられ、全国各地を回って写真を撮ることがライフワーク。 独特な存在感を放つ小屋の写真は定評がある。2018年に小屋愛好会を設立。3児の父。

ハチやヘビ、マダニなど身の回りの危険生物をやみくもに怖がる時代はおしまい。『これで安心!自然観察 ご近所のキケン動植物図鑑』を読んで、まさかの時の対処法を身に着けよう

  • これで安心!自然観察 ご近所のキケン動植物図鑑

    出版社からの内容紹介

    自然観察の達人・谷本雄治さん初のキケン生物本! ハチやヘビ、マダニなどマストな生きものから、意外に知らない有毒植物まで、104の生物をたっぷり紹介します。まさかのときの対処のしかたは、ひと目で分かるイラストに! 野外活動や保健室でしっかり使えます。
    スズメバチやクマなど注目の生物については、専門家にもインタビュー。最近の動向を分かりやすくお伝えします。さらにカミツキガメやナガミヒナゲシなど、話題の外来種もきっちりと! 動物・植物・外来種……。一冊で3度おいしい充実の図鑑です。
    課題図書・すいせん図書多数の谷本さんの文章だから、よみものにも最適! スイスイ読めて、オヤジギャグにもクスリ。蚊柱や不快害虫などを取り上げたユニークな特集ページや、自然観察のポイントがつかめる豆知識もふんだんに。
    どこを開いてもおもしろい! ほんとうに役立つ知識は楽しく学んでこそ。学校図書館・公共図書館にピッタリの一冊です。

この書籍を作った人

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18年連続日本人が受賞し、話題沸騰中のイグ・ノーベル賞。「ヘン」な研究の中にキラリと光る化学者の視点に注目『わらって、考える!イグ・ノーベル賞ずかん』

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    出版社からの内容紹介

    人々を笑わせ、そして考えさせる研究におくられる、イグ・ノーベル賞。今年で18年連続日本人が受賞し、話題になりました。一見すると「ヘン」な研究が多いけれど、研究者はいたってマジメ。オタマジャクシの味を食べ比べてみたり、バナナの皮は本当にすべりやすいのか実験してたしかめてみたり……、いったい何のため?と思うような研究も、じつは思わぬ発見となって、科学の発展につながることも。さまざまな発見がある本賞を、楽しくわかりやすく解説します。

「見る知る考えるずかん」シリーズ

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