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2025年4月 新刊&おすすめ絵本

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新学期がはじまって、またひとつ学年が上がると、こう願う親御さんも増えるのではないでしょうか。「そろそろ文字の多い本を読んでほしい…」。

毎年のように聞こえてくる「子どもの読書離れ」。でもふと我が身を振り返ってみてください。最後に長編小説を読んだのはいつだったか、思い出せない大人も多いのではないでしょうか? これでは子どもにだけ「本を読みなさい」とは言えませんね。

子どもだけでなく大人も読書を楽しむには、「時間」と文字を読んで物語の世界を膨らませる「想像力」、そしてほんのちょっぴりの「根気」が必要です。この3つが揃っていないのに長い作品を読もうとしてもあっという間に挫折してしまいます。「時間」「想像力」「根気」の3つをカバーして、なおかつ面白いおはなしといえば子どものために書かれた児童書がおすすめ。文字も大きく読みやすく、絵もふんだんに描かれているのでおはなしの世界を理解するのにとても役立ちます。1冊一気に読めなくても1日1章を目標にすれば1週間もあれば読破してしまうので「1冊自分で読めた」という成功体験も得られます。

2025年春におすすめの児童書と図鑑で、今年の春は親子で読書生活をスタートさせましょう。

新しい環境に飛び出す全ての人の共感を呼ぶ。南極に住む『ペンギンのトビオ』の生まれて初めての大冒険

  • ペンギンのトビオ

    出版社からの内容紹介

    「こわいなあ。でも、ぼくは、いくんだ」

    トビオは、うまれてはじめて、
    飛行機にのって旅にでかけることにしました。
    きっかけは、ある日とどいた1通のてがみ。

    ーーなんきょくの ペンギンさまへ どなたでも

    その送り主、北極にすむシロクマのポーラさんに
    会いにいくことにしたのです。

    たったひとり、空港で、飛行機で、
    トビオはさまざまな動物たちと出会います。
    はたして、ぶじポーラさんに会えるでしょうか。

    物語を読むたのしさがたっぷりつまった、
    斉藤倫・うきまる共作による、はじめての幼年童話です。

この書籍を作った人

斉藤 倫

斉藤 倫

詩人。『どろぼうのどろぼん』で日本児童文学者協会新人賞、小学館児童出版文化賞を受賞。主な作品に『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』。絵本に『とうだい』(小池アミイゴ 絵/以上、福音館書店)、『えのないえほん』(植田真 絵/講談社)など。

この書籍を作った人

うきまる

うきまる

絵本作家。横浜生まれ。日本大学芸術学部デザイン科卒。『はるとあき』(吉田尚令 絵)でデビュー。他に『レミーさんのひきだし』(くらはしれい 絵/以上、小学館)、『のせのせ せーの!』(くの まり 絵/ブロンズ新社)など。いずれも斉藤倫との共作。

この書籍を作った人

嶽 まいこ

嶽 まいこ

1985年石川県生まれ。東京都在住。金沢美術工芸大学視覚デザイン専攻卒業。広告、雑誌、Web、パッケージなどでイラストレーションを手がける。イラストレーター、漫画家。"日常の中のふしぎなモノ・コト"をテーマに個展、グループ展など展覧会でも作品を発表。物語や文芸書の装画多数、漫画に『なんてことないふつうの夜に』『世にも奇妙なスーパーマーケット』、絵本に『すきなひと』(作・桜庭一樹 岩崎書店)『すきなこと にがてなこと』(作・新井洋行 くもん出版)などがある。

NHK Eテレでのテレビアニメ「アン・シャーリー」スタート。不朽の名作『赤毛のアン』を子どもと一緒に楽しむ

  • 赤毛のアン

    出版社からの内容紹介

    親のない女の子アン・シャーリー11歳が、グリーン・ゲイブルズにやってきた!
    初老のマシューとマリラに引きとられ、幸せに暮らす日々……

    「これからわかることが、たくさんあるって、なんてすてきでしょう」
    美しいプリンス・エドワード島を舞台に、
    アンの成長、家族の愛、友情、生きる喜びを描く、永遠の名作

    文章は、日本初の全文訳『赤毛のアン』の翻訳者・松本侑子さんによる感動の書き下ろし

    絵は、プリンス・エドワード島の取材をして構成したちばかおりさんの美しいカラー水彩画40点以上、可愛い線画11点を収載

    心温まる物語と、みずみずしい絵で楽しむ、夢いっぱいのアンの世界

    小学生低学年以上の漢字にルビつき
    大人のプレゼントにも最適な永久保存版

「ビジュアル特別版」シリーズ

読書が大好きな少女イェニー。水族館で出会ったサメにした相談事とは…?自分だけの世界を大切にしたい全ての人へ贈る『サメのイェニー』

  • サメのイェニー

    出版社からの内容紹介

    小2のイェニーは、読書が大好きで大声を出すのがきらい。教室でもサメのように、静かにひとりですごしたいのに、先生もみんなもわかってくれません。ある日、水族館〈海の世界〉に迷い込んだイェニーはサメと出会い、悩みを相談しますが……。子どもの想像力や感性をユニークに描いた、ニルス・ホルゲション賞受賞作。

この書籍を作った人

よこの なな

よこの なな

1977 年生まれ。図書館勤務などをへて、翻訳家に。訳書にフリーダ・ニルソン『ゴリランとわたし』『シーリと氷の海の海賊たち』(岩波書店)、リーヴ・ストロームクヴィスト『21 世紀の恋愛いちばん赤い薔薇が咲く』『欲望の鏡つくられた「魅力」と「理想」』(花伝社)、モンス・ムーセソン『ティムアヴィーチー・オフィシャルバイオグラフィ』(青土社)など。

寿司好きさん必読! にぎり寿司と恐竜が出会ったらなんとも『おいしいせいぶつ図鑑 スシニギリス』になっちゃった!

  • おいしいせいぶつ図鑑 スシニギリス

    出版社からの内容紹介

    おすしのような、恐竜のような、謎だらけのいきもの「スシニギリス」が発見された!
    「スシニギリス」とはいったい? スシニギリスの生態やすみかを見てみよう!

    ●サーモンニギリス……ニギリスのおうさま
    ●マグロニギリス……走るのがいきがい
    ●エビニギリス……かたいカラをもつ
    ●グンカンイクラス……きらきら輝いている
    ●カッパマキデス……むれで生活している
    ●カニギリス……大きな体がゴージャスでゆうが

    そのほか50種類以上のスシニギリスを図鑑風に紹介! みんなのお気に入りはどれかな?
    もしかすると、みんなの周りにも「スシニギリス」がいるかも……!?

「PHPわたしのえほん」シリーズ

この書籍を作った人

クマコロ

クマコロ

1988年、京都府生まれ。金沢美術工芸大学卒業。玩具メーカーを経て、イラストレーター・デザイナーとして活動。学生時代から食べ物などを生き物に見立てて描く「擬生物」の創作を続け、寿司や野菜、スイーツ、料理などを擬獣化したキャラクターたちがSNSで国内外に人気を博す。著書に『スーパー大喰獣コンプリート大図鑑』(KADOKAWA)がある。1児の母。好きなスシニギリスは「オオニアナゴニギリス」。
クマコロ(@s_kumaco)X アカウント
https://x.com/s_kumaco
「スシニギリス」公式グッズストア
https://okbase.co/collections/seibutsuzukan

この書籍を作った人

おがた たくま

おがた たくま

1987年、兵庫県生まれ。京都大学工学部卒、同大学院エネルギー科学研究科修了。玩具メーカーなどを経て起業。『世界中で愛され、世界中を繋ぐ、新しい「おもちゃ屋」をつくる』をビジョンに掲げるオープンキッズベース株式会社・代表として、直営店「okbase」の運営やクリエイティブ制作、国内外のクリエイター・ブランド支援活動に全力を傾けている。2児の父。好きなスシニギリスは「スシバラン」。

おもしろ図鑑好きにおすすめ! 『はたらくばけばけくるまずかん』には、おばけの世界の全29車が大集結

紹介動画公開中

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