ちいさな可愛らしい絵本。 窓から顔をだした、くまちゃん。 大きな大きなくまちゃんは、 大きな体でみんなと一緒に遊びます。 みんなと一緒にもりもりたくさん食べます。 そして子どもたちの誰よりもよく寝ます。
そんなのんびり大らかなくまちゃんは 実は保育園の先生なのです。 だから、みんなから「くまちゃんせんせい」 と呼ばれてます。
愛らしい花柄のピンクのエプロンを身につけて、やることなすことビッグサイズ。それでもやっぱりふわふわもこもこあったかい。時々、子どもたちが、くまちゃんせんせいの面倒をみたりして。くまちゃんせんせいはみんなの人気者です。こんな先生がいる保育園、わたしも通いたいな。
作者は、野田智裕さんと篠崎真裕さんのご夫婦で活動されているマリーニ・モンティー二さん。お二人で一枚の絵を完成させるスタイルで、これまでも絵本や挿絵からはじまり、雑貨制作なども手掛ける幅広い創作活動をされています。 心がふんわりあたたかく、にっこりしてしまう絵本です。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
朝、保育園にいくと……先生がくまちゃんでした。みんなで公園で遊んだり、ご飯を食べたり、お昼寝したり……。「くまちゃんせんせい」と園児たちの何気ない、でもほほえましい一日を描いたかわいらしい絵本です。
幼稚園?に来た子どもたちが見た先生は、なんとくまちゃんでした。子どもたちもびっくり!遊ぶ時も、ごはんを食べる時も、寝る時も、クマちゃん先生が一緒で、子どもたちは自然と笑顔に。ふかふかの体にだっこされたくなる気持ち、わかるな〜と思いました。 (morimoriさん 30代・ママ )
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