「いろなしくん」はペンキ屋さんの車なのに、ボディーは灰色で、ほかの車のようにカラフルな色がついていません。そこで、「いろなしくん」は、「どうしてボクは色がないのかなあ。きれいな色だったらもっと楽しいのになあ」と、いつも思っていました。
今日、「いろなしくん」は、色の研究をしているおじさんの所へ注文されたペンキを運んできました。おじさんは、お手伝いロボットのカラーくんと一緒に、「いろなしくん」を出迎えました。
「いろなしくん」はおじさんに自分の思いを伝えます。「ボクもきれいな色になってみたいな」。そこでおじさんは、研究用の色をつける装置で、色のついた「いろなしくん」を見てみることにしました。「いろなしくん」の色が赤色や青色、黄色……と変わっていきます。そして最後に全部の色を混ぜてみることにしましたが、さて、「いろなしくん」はどんな色になったのでしょうか?
色の勉強にもなる、近未来的なユニークな絵本!
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