
文学の入り口に立つ若い読者のために、著者自身が用意したスペシャル・アンソロジー。「心とろかすような」「朽ちてゆくまで」「馬鹿囃子」「砂村新田」など4編を収録。物語の迷宮にさまよう楽しさが味わえる。

宮部みゆきさんの本はあまり読んでいないのですが、こちらの本は短編が4作入っていて、とても読みやすかったです。
私のオススメは1作目の「心とろかすような」というお話です。
現代物の推理小説で、トリックがなかなか凝っていて、短編にしては満足感があるお話でした。
この「はじめての文学」シリーズには、村上春樹さんや吉本ばななさんの作品もあるようなので、他の作家さんの本も読んでみようと思います。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子4歳)
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