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人形遊びよりも爬虫類に魅かれていた少女は、自然史博物館やロンドン動物園で活躍する学芸員へと成長し、めずらしいコモドドラゴンの研究と展示で世間の注目を浴びました。
「虫めづる姫君」ではありませんが、周りからはどう思われても、意外なものに熱中する人はいるのでしょう。
それが女性ともなると奇異な目で見られることは想像に難くありません。
偉業を成してやっと評価されるのです。
ジョーン・プロクターの場合は、戦争によって博物館が人手不足になってしまったという事情も背中を押してくれたのかも知れません。
でも、運を味方にして自分の夢を開花させたという姿には学ぶところも多いと思いました。
ただ残念なのは、どうして絵本の後半に車椅子に乗ったジョーンが描かれていると思ったら、34歳で亡くなっていたのですね。
やりたい事はまだまだあったに違いありません。
そう思うと、やりたい事はやれるうちにやっておきたいと、この年でもそう思います。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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