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こはこはく

ママ・50代・東京都、男の子14歳

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こはこはくさんの声

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自信を持っておすすめしたい わかる、わかる。   投稿日:2025/09/09
すいかのたね
すいかのたね 作: グレッグ・ピゾーリ
訳: みやさかひろみ

出版社: こぐま社
すいかが大好きなワニくんが、うっかり種を飲み込んでしまって…。

わかるわかる!です。
特に、飲み込んでしまった時の、ワニ君の表情と背景が最高です。「は、やってしまった…」という感じ。

絵が大きくてはっきりしていて、物語もシンプルなので、読み聞かせにも良いと思います。
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なかなかよいと思う 理想の家族旅行   投稿日:2025/09/09
みっぷちゃっぷやっぷうみにいく
みっぷちゃっぷやっぷうみにいく 作: 筒井 頼子
絵: はた こうしろう

出版社: 童心社
こぶたのみっぷ、ちゃっぷ、やっぷの家族旅行です。
おとうさんが子どもの頃によく遊んだ海に、みんなで歩いていくのです…。

お父さんが荷物をたくさん背負って、みんなで歩きます。走ったり、途中で遊んだり、ばてたり、橋を渡ったり。途中、素敵な場所で一泊して、ようやく、海!です。

自然がいっぱい、のんびり遊びがいっぱい、こんな家族旅行ができたら幸せだなぁ…と思いました。
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自信を持っておすすめしたい テンポの良さが、最高です。   投稿日:2025/09/09
はかせのふしぎなプール
はかせのふしぎなプール 作: 中村 至男
出版社: 福音館書店
博士の研究所。
博士が助手くんに、新発明の「なんでも大きくなるプール」を披露します。

プールの中で大きくなった「モノ」は、水面からちょっとだけ見えます。さて、これは一体、なんでしょう?というクイズ。

とにかくテンポがよく、ユーモアばっちりで、ちょっとだけ見えている、その見え方も絶妙です。

小さな子どもたちには、本気のクイズで、大きな子ども達や大人は、「あははっ」と笑いながら。
気持ちよく、楽しく読める、一冊でした。
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自信を持っておすすめしたい 夏が味方だったころの、夏。   投稿日:2025/09/09
なつのいちにち
なつのいちにち 作: はた こうしろう
出版社: 偕成社
主人公は男の子。小学校3〜4年生ぐらいでしょうか。
入道雲がわく、夏真っ盛りの1日が描かれています。

色のコントラストが素晴らしくて、あの頃の夏、どんなに暑くても、日陰はひんやりとしていた夏の日がリアルに思い出されました。そうそう、家の中は暗いよね、とか牛小屋のまえでは息を止めるよねとか(私の場合は、馬小屋でしたが)。

男の子の冒険にも、よし!よかった!と拍手を送りました。

手元に置いておきたい、一冊です。
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なかなかよいと思う 「けれども、私共は…」の衝撃。   投稿日:2025/09/09
宮沢賢治の絵本 気のいい火山弾
宮沢賢治の絵本 気のいい火山弾 作: 宮沢 賢治
絵: 田中 清代

出版社: 三起商行(ミキハウス)
「気のいい火山弾」というタイトル。
宮沢賢治は石好きだ、という知識はあったので、火山弾と石たちの、やわらかな童話を想像して読み始めました。

田中清代さんの絵にひっぱられるように読み進め、クライマックスの、このセリフ、そして、火山弾の表情。
「え!? 」と、衝撃をうけて、戸惑いました。

エンディング、馬がプルルルと鼻をならしても、戸惑う気持ちは行き場所がなく…一筋縄ではいかない宮沢賢治、でした。
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自信を持っておすすめしたい 漫画だから、の味わい。   投稿日:2025/09/08
ますむらひろし版 宮沢賢治童話集「オツベルと象・虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)」
ますむらひろし版 宮沢賢治童話集「オツベルと象・虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)」 作画: ますむらひろし
原作: 宮沢 賢治

出版社: 三起商行(ミキハウス)
漫画です。
地の文やセリフは、(おそらく)宮沢賢治の童話そのままに、オツベルや象や虔十が、生き生きと物語られています。

そこには、文字で読むのとは違う世界が広がっています。奥行とも、細部とも違う…新しい世界、という感じ。とても面白かったです。

巻末のますむらひろしさんの文が、また、いいです。宮沢賢治考、でもあるし、ますむらさんの『オツベルと象・虔十公園林』が出来上がっていくドキュメンタリーでもある。読み応え十分です。

子ども達が読んで(きっと、みんな手にとるはず)、どんな風に感じるのか、知りたいなぁと思いました。
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ふつうだと思う 不安でいっぱいの世の中に。   投稿日:2025/09/08
だいじょうぶ、ここにいるよ
だいじょうぶ、ここにいるよ 作・絵: 宮野 聡子
出版社: 教育画劇
いろいろなことが、こわくて仕方ないりすくん。
どんなときも「こわくないよ」というくまくん。
くまくんがこわくないのは、りすくんが心の中にいるから。

物語が進んでも、進んでも、怖くて不安になってしまうりすくん。そのたびに、くまくんは「大丈夫だよ」と言っているのですが、りすくんは、こわいまま。エンディングには「大丈夫」と思えるりすくんですが…。

最後、くまくんも実は怖かったり不安なんだな、と感じてしまいました。
世の中が落ち着かないせいでしょうか。読んでいて、不安が心に残ってしまいました。
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自信を持っておすすめしたい あっぱれな、往生際のわるさ。   投稿日:2025/09/08
うちのピーマン
うちのピーマン 作: 川之上英子・健 柴田 ケイコ
出版社: アリス館
「もしかして、きります?」
…この一言につきます。

ピーマンの話なので、「好き嫌いなくピーマンを食べる」というテーマの本だと思い込んでいました。…が、全然違いました。

コメディです。
もう、ただただ、面白いです。笑えます。
気持ちが落ち込んでいるときにも、いいかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 好奇心をわしづかみ。   投稿日:2025/09/08
探して!見つけて!はじめての元素図鑑
探して!見つけて!はじめての元素図鑑 作: マイク・バーフィールド
絵: ローレン・ハンフリー
訳: 夏目 大
監修: 若林 文高

出版社: 河出書房新社
元素の図鑑です。
大人が「ちょっと元素のことを調べようかな」という時に読めるぐらい、本格的な図鑑です。

カラフルでポップなレイアウト、実験や観察のアドバイス、とにかく身近な物事に関連させた説明、「任務」とか「謎」という語り口で、子どもの好奇心もバッチリつかみます。
(最初のページ、「宇宙にあるすべてのものたちは、小さな積み木のようなものからできている」の説明で「マイクラじゃん!」と、盛り上がっていました。)

小さな子ども達や、あまり科学に興味のない子どもたちは、途中で飽きてしまうかもしれません。そういう時は、大人がい一緒に読むのが、よいかな、と思います。

自分の好奇心のためにも、手元に置いておきたい、一冊です。
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なかなかよいと思う もう かえりたい。   投稿日:2025/09/08
ライオンのくにのネズミ
ライオンのくにのネズミ 作: さかとく み雪
出版社: 中央公論新社
ん?ネズミがライオンの国に引っ越す?
舞台は現代社会のようだし、あまりにも無理がないかしら…と読み始めました。
読んでいくと、ライオンの国だけれど、リスや、あらいぐま(?)や、馬(?)もいる。なるほど、と気づき、そこからは違和感なく読み進めることができました。
そして、最後のページでテーマがはっきり示され、すっきり。

自分と違う、言葉、文化、社会を知ること、わかりあうことの大切さを伝えてくれる作品だと思います。外国だけではなく、自分と違う考えや価値観を知ること、わかろうとすることの大切さも、です。
テーマがはっきりした、作品だと思います。

そうそう。物語が始まったばかりの、ねずみくんの描写「もう かえりたい」が、とてもリアルで、心に刺さりました。

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