本書・第A巻では、フェアトレードについて、
その生まれた背景と歴史と現状、そして日本とのかかわり、
私たちにできることなどを、豊富な写真をまじえて解説!!
フェアトレードは「公正な貿易」などと訳され、
途上国の原料や製品を適正な価格で取引することで、
生産地の労働者の保護、自立を目指す貿易のしくみです。
ニュースや本を読んで、貧困に苦しむ人達や子供が労働力になっていることに対して可哀想だと思う。
一方で、自分達の暮らしも豊かではないから、出来るだけものを安く買いたい。
この二つの考えが両立することがどれほど難しいことなのかを考えさせられる内容です。
フェアトレードの考えが、国単位で取り組んでいかなければならない問題も孕んでいるのですが、個人でも出来ることがあるということを気付かせてくれます。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子11歳)
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