日が のぼるころ、ふしぎな ちいさい こえが きこえて、目が さめました。「おねがい……ヒツジの えを かいて」さばくに不時着した飛行士のまえにとつぜんあらわれた小さな王子さま。それが、ふしぎなお話のはじまりでした。1943年に出版されてから今まで、世界じゅうの人びとに愛読されている名作『星の王子さま』をモチーフに、イギリスの詩人と画家のコンビが生みだした新しい絵本。「かくれているものはうつくしいんだよ」めまぐるしく変化する時代だからこそ、子どもに伝えたいメッセージがつまった1冊です。
サン=テグジュペリの原作を、抄録して絵の世界で膨らませたような作品です。
圧縮された文章を絵で補っている感じですが、原作を思い出させてくれて心地よく読むことができました。
原作を知らないと、あまり感じ取れないかもしれません。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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