家族で行く最後の旅。これが終わると、私たち3人はバラバラになる――。ウザい気もするけど、そうでもない気もする。高校進学目前で、双葉が感じた家族のカタチ。
双葉は、右手のヤケドの傷あとを、いたわるようになでた。この傷あとは双葉にとって不思議な存在だった。不安になったり、緊張したりしたときに、この傷に触れるとだんだん落ち着いてくるのだ。(中略)入試のときも、この方法で自分を落ち着かせることができた。「大丈夫」ぼそりとつぶやいてみる。――<本文より>
こういう親子もいるのでしょうね。
ニュースでも取り上げられたりしますが、理性では効かないもものがあるのかも知れません。
子供も悲しい、でもよく考えれば親側も悲しいのかも。
全寮制に入る双葉、いい出会いに恵まれいい人生を送ってほしいなと思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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