
むかしの人は、さえずる鳥や空を飛ぶ鳥を見て、何を感じたのでしょう。服や家や道具、歌や踊りなど、身のまわりの色々な物や行動が、実は鳥からの影響だったかも…?絵本作家にして鳥の巣研究家である著者のユニークな絵本。

とても説得力のある絵本です。
大昔にさかのぼると、鳥たちは様々なことを教えてくれる存在だったのかも知れません。
鋭いクチバシは、ナイフやヤリを作る発想をもたらしました。
鳥たちの巣が、家を作る発想につながりました。
そう考えると楽しくなります。
他にも鳥から学んだことが色々あるのかも知れません。
鳥への憧れが、自らも飛びたいという願いにつながったことは安易に理解できます。
しかし、自然を大切にするということは学んで来なかったのかも知れません。
自らの都合で、自然保護を考えるようになりましたが、多くの
鳥たちを絶滅させてしまったのも、人でした。
やればできるということも、みんなで生きるということも、鳥たちは教えてくれていると、鈴木まもるさんは語ります。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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