しずかな海のどまんなか、まめぞうむしのまめぞうが、たったひとりですんでいました。島にさくハマエンドウの花粉はおいしいけれど、まめぞうはいつもひとりぼっちです。ある日、トビウオたちから「きみに そっくりなこを みかけたよ」と聞いたまめぞうは、ハマエンドウのさやで作ったふねで海にこぎだし、なかまを探すぼうけんに出発しました。
夏らしい表紙にひかれて読んでみました。まめぞうむしが主人公というのが珍しくて新鮮な感じ。そんなまめぞうの冒険を楽しく読みました。そして、なんといっても目をひかれるのは切り絵で描かれた海の景色や生き物です。特に、くらげのページは見入ってしまいました。本当にきれいです! (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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